ソウル市は3月12日火曜日、ソウル市の行政研究を主な授業内容とする「ソウル市政事例研究」過程の開設に関する了解覚書(MOU)をアメリカセントラルミシガン大学と締結し、本格的な授業を開始すると発表した。コーネル大学、ラットガーズ大学に次いでアメリカだけでもすでに10校目の開設となる。
今年で開設3年目を迎える「ソウル市政事例研究」は、現在アメリカの名門行政大学院である ▴テキサス大学 ▴デラウェア大学 ▴フロリダ国際大学 ▴セントラルフロリダ大学 ▴ラットガーズ大学 ▴ジョージア大学 ▴ポートランド州立大学 ▴コーネル大学などで正規授業科目として開設されている。.
授業内容は、まず受講生がアメリカ現地で1学期間ソウルの市政について学び研究する。その後、約1週間の予定でソウルを訪問し、実際に政策現場を視察する「ソウルフィールドトリップ」に参加、ソウル市の政策責任者から各分野に関するブリーフィングを聞いたり、政策現場を訪問したりと本格的な研究を始める内容構成になっている。
またソウル市は、アメリカだけでなく、イギリス、カナダなどの英語圏の国に所在する優秀な行政大学院にも関連科目を開設するため、現在、行政・政策学分野で有名なイギリス大学と2013年の授業科目開設に関して協議中である。今後もソウル市を世界的地方行政交流の中心地として飛躍的に発展させるための取り組みが続けられる予定だ。