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市長動静

  • ソウル市民が選んだ最優秀政策は?

  • ソウル市総合ニュース SMG 3,022

    「100粒の希望の種(政策)」に対する市民の評価結果を発表

         第35代朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長就任後100日の間に行われた主な市政「100粒の希望の種」について、市民評価の実施結果が発表された。この評価は1月31日から2月3日まで行われた。3,201人が2万533件についてオンラインで評価に参加した。

         最も多くの支持を受けた希望の種は、「ランチタイムの小規模食堂前の駐車の取り締まり緩和」938件で、続いて「ソウル市発注工事下請け代金の支払保証システムの構築」が823件、「全国初の小型路地型消防車の開発・導入」が744件、「119生活レスキュー5分以内の現場到着」が740件、「ソウル市立大学の授業料半額政策の施行」が393件と続いた。

         今回の「100粒の希望の種」に対するソウル市民の評価結果をみると、経済と安全に関する政策に高い関心を寄せていることが分かった。

    1位:小規模食堂前の駐車の取り締まり緩和

         昨年11月から行っている、ランチタイム(11:30~14:00)に往復6車線未満の道路沿いに位置する小規模食堂前の駐車の取り締まり緩和が最も多くの支持を受けたのは、小規模自営業者のための行政的配慮を行ったという点で好評を得たものと分析される。東大門区で食堂を経営しているキムさんは、ランチタイムの駐車取り締まりの緩和策により、実際に売上高が伸びたと言う。

         2番目に推薦数が多かった事業は、「ソウル市発注工事に関する下請け代金の支払い保証システムの構築」で、多くの工事現場において、賃金が適時に支払われないため、生活に大きな支障をきたしていた市民が高い点数を与えたものと思われる。

         次に、「全国初の小型路地型消防車の開発・導入」と「119生活レスキュー5分以内の現場到着」が選ばれたが、これは、火災や事故による被害を未然に防止し、また災害発生時に迅速な措置の希望を反映したものと見られている。

         「市立大学の授業料の半額政策の施行」は、ソウル市が全国で初めて実施して大きな話題となり、他大学にも影響を与えているものである。大学の高い授業料が悩みの生徒や保護者から人気が高かったものと思われる。

         この他にも、中学1年生までに行われる環境に優しい無償給食の実施(323人)、都市公園1,910ヶ所における屋外禁煙区域指定(306人)、障がい者施設管理者の人権侵害ワンストライクアウト(300人)、国公立保育所の洞別2ヶ所以上確保による子育ての負担軽減(286人)、市民が引き取らない少額還付金を地方税賦課前にあらかじめ控除した後残額のみ告知(285人)などの順だった。

    約72件の市民の政策アイデアを受付

     千万想像オアシス 市民の意見      一方、同じ期間中に、政策に関するアイデアを市民から募集したところ72件の応募があった。そのうち女性・福祉・健康分野が15件(20.8%)と最も多く、交通・安全分野が14件(19.4%)、市民参加分野が10件(13.9%)、住宅・環境分野10件(13.9%)、教育・文化分野8件(11.1%)、経済分野7件(9.7%)、その他8件(11.1%)だった。

         今回受付された政策に関するアイデアのうち、市民の推薦が最も多かった意見は、「バスの速度警告灯表示(ID bartlet7)」だった。都心ではほとんど60km以下に速度は制限されるが、スピードの出しすぎや乱暴な運転で市民が危険を味わうことが多いため、ドライバーが基準速度を超えた時、段階ごとにバスの内部に警告灯(案内放送)や案内などを表示し、「適正、速め、スピード出しすぎ」などを文字や形で表示することによって、ドライバーに警戒心を持ってもらおうというものだ。

         次に、「交通費引き上げ解決法(ID koeload)」だ。ソウルの地下鉄は世界で4番目にシステムが整っているため、日本が行っているように地下鉄のないところにだけバスを走らせるシステムに変更しようという内容だ。つまり、現在のバス輸送量を大幅に減らし、利用者が地下鉄で移動することになると、バス輸送に伴う累積赤字が解消され、かつ、交通渋滞も減り、地下鉄の乗客増加により収入も増えることになるという意見だ。

        市は、「希望の種」別の市民評価コメントは、事業の推進過程で積極的に反映し、また、市民によって提出された政策のアイデアは十分に検討して推進するという方針だ。「希望の種」の内容とオンライン市民評価の結果、政策のアイデアなどはe-bookで製作し、市のホームページ(http://ebook.seoul.go.kr)に掲載する計画だ。
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