- ソウル東北エリア4区の優秀なファッション製品発掘、K-POP文化コンテンツと連携した新しいマーケティングモデルの構築目指す
- 優秀企業が製作した衣装をK-POP公演で披露するショーケース→カンファレンス開催で産業活性化図る
- 「K-POP連携東北4区ファッションアパレル産業活性化カンファレンス代行業者」4/22~24募集
ソウル市が、東北エリア4区でK-POPとファッションを結び付けた新たなマーケティングを通じてファッション・アパレル産業の活性化に乗り出す。
東北エリア4区は、「倉(チャン)洞(ドン)・上渓(サンゲ)新経済中心地造成事業」などによって、K-POPを基盤とする文化中心の未来の経済拠点へと生まれ変わりつつある。ソウル地域のファッション・アパレル企業の20%近くがこの一帯に密集しているが、最近の商圏の低迷、売上減少などによって苦戦を強いられているのが現状だ。
ソウル市は、東北エリア4区の地域特性を生かした新しいマーケティングモデルを通じて、落ち込んだファッション・アパレル産業に新たな活力を吹き込み、優れた企業と製品の競争力を高める考え。
まず、東北エリア4区の優秀なファッション・アパレル企業を発掘し、2回にわたって「ショーケース」を開催し、地域で作られた衣装をK-POPアーティストが着てコンサートを行うなどの方法を検討中。ショーケースの映像と写真はオンライン広告やルックブック(Look Book)などにも活用される。このような多様なマーケティング結果を基に、専門家やファッション・アパレル企業の実務担当者が参加する「カンファレンス」を実施し、東北エリア4区におけるファッション・アパレル産業の活性化を模索する計画。
ソウル市は、ショーケースやカンファレンスなどの全ての過程を主導、推進する「K-POP連携東北4区ファッション・アパレル産業活性化カンファレンス代行業者」の入札公告を行うと明らかにした。この事業には2億5千万ウォンの予算が投じられる予定。
入札参加希望の企業は、4月22日(水)~24日(金)に、ソウル市東北圏事業課に提案書などの書類を提出して申し込む。その後、当該分野の専門家からなる評価委員会の審議を通じて選定される。
提出書式などの詳細は、ソウル市ホームページ(
http://www/seoul.go.kr/市政ニュース/入札公告)、ナラチャント(
http://www.g2b.go.kr)で確認またはソウル市庁東北圏事業課(☎02-2133-829)まで。
ソウル市のキム・ソンスン地域発展本部長は、「東北エリア4区の地域資産のひとつともいえるファッション・アパレル事業とマーケティングパワーを有するK-POPのファッション文化コンテンツを活用したPR・セールスを通じて、ファッション・アパレル産業の活性化を模索したい」とし「事業参加者と専門家の協力のもと、差別化された東北4区のファッションカンファレンスを通じてテコ入れを図り、ファッション・アパレル産業の新しいマーケティングモデルを構築したい」と話す。