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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市内に天然ガススタンド43カ所を設置

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      観測以来最もきれいなソウルの空…2009年ソウル市の大気質改善努力の成果


      昨年11月末の時点までに測定された今年の微細粉塵濃度は52μg/㎥で、1995年に測定を始めて以来、最低値となった。2001年の71μg/㎥、2007年の61μg/㎥、2008年の55μg/㎥と、記録の更新が続いている。


      市庁内への設置など積極的な安全性広報と葛藤管理で天然ガススタンド43カ所を設置


      大気質を改善するため、ソウル市は2010年までにすべての市内バスを天然ガスバスに切り替え、2010年から環境にやさしい高効率電気自動車やハイブリッドカーなどを導入し、大気汚染物質と温室ガスの排出量を削減する計画だ。



      そのため、まず、市内バスなどの大型軽油車を媒煙が全く出ない天然ガス車に切り替え、天然ガススタンド43カ所を設置した。これは2010年までに普及させる予定の全天然ガス車の充填に十分な水準で、1日1万台余りの天然ガス車を充填できる規模だ。また、ソウル市は、地域間のバランスを考慮し、2010年にさらに天然ガススタンド4カ所を新設する計画だ。


      天然ガスバスは臭いがないため、運転手と乗客が快適に利用することができるほか、運輸業者からすると燃料費の削減が可能で、また、歩行者からすると通り過ぎるバスから出る媒煙を吸い込むことがないというメリットがある。


      しかし、これまで天然ガス車の充填施設は危険物処理施設に分類されていたため、設置可能地域はきわめて制限されてきた。こうしたなか、ソウル市内の中心部である市庁の庁舎内に天然ガススタンドを設置したことが、天然ガススタンドの安全性を強調する効果を上げ、市民からの信頼の向上につながった。


      このように2006年以降、天然ガススタンドを2倍以上増やしてきた結果、現在9790台/日の充填能力を確保している。そして、2010年にさらに天然ガススタンド4カ所を新設することで充填能力は1万470台/日となり、充填距離と待ち時間を最小化できるものとみられる。