ソウル市は、ソウル映像委員会と共同でガイドブック『映画が愛したソウルのロケ地100選』を発刊した。映画やドラマの定番ロケ地を紹介したガイドブック『映画が愛したソウルのロケ地100選』には、映画やドラマによく登場するロケ地の中でも、ソウルの様々な顔やその中に込められた豊かな表情を見せてくれる名所100ヶ所が厳選されている。単なる場所の紹介だけにとどまらず、撮影秘話、周辺のグルメ、公共交通機関、おすすめツアーコースなど様々な情報が満載で、ソウルの有名ロケ地の詳細が一冊の本で得られるようになっている。

     『映画が愛したソウルのロケ地100選』が他の旅行ガイドと異なる点は、映画やドラマのロケ地として有名になったスポットを5つのテーマに分類して紹介する点だ。ランキングはせずに、本文でソウルの撮影スポット100ヶ所を「見る」、「感じる」、「休む」、「楽しむ」、「酔いしれる」の5つのテーマに分けた。紹介された100ヶ所すべてに撮影された映画やドラマの登場人物、ストーリーなどをそれぞれ詳細に説明している。また、読者が公共交通機関を利用して簡単にアクセスできるよう、地下鉄と市内バス路線も掲載されている。

    今回の冊子は韓国語をはじめ英語や日本語でも製作され、ソウル市光化門(クァンファムン)観光案内所（韓国語、英語、日本語）やソウル市グローバルセンター（英語、日本語）で無料配布される予定である。E-bookならソウル市ホームページ（http://ebook.seoul.go.kr）で閲覧が可能だ。