ソウル市は8月の1か月間、日本・台湾・マカオなど3か国に対する無ビザ入国を許可する。
主要訪韓国に対する無ビザ入国を拡大する今回の措置により、ソウルを訪問する外来観光客のニーズが少しずつ回復することを期待している。
先だってソウル市は、新型コロナにより沈滞化している観光業界回復の鏑矢となる「ソウルフェスタ2022」を開催(8月10日~14日)、グローバルフェスティバルとして育成する計画を発表し、外国人観光客誘致のため無ビザ再開を推進してきた。
最近では、訪韓ニーズの急増により日本などの在外公館にてビザ発行に3~4週以上が必要となるなど、観光客の誘致に支障が生じていたが、今回の3か国無ビザ再開の決定によりこれらの国々からの韓国訪問・旅行については不便が改善されるものとみられる。
その一方で、新型コロナの感染拡大を不安に感じる市民の憂慮を解消すべく、ソウル市は各種大型イベントに対する独自の防疫基準を設け、徹底した管理を行う計画である。
8月という限られた時間内ではあるが、ソウルを訪問する外国人観光客がグルメ、夜景、ビューティーなどソウルならではの魅力を経験できるよう、ソウル市は観光業界の回復とソウル観光の活性化のため、最善の努力を尽くしていくつもりだ。