「教室にやって来る遠い国、近くの国」は、ソウル市内の小‧中‧高校生の教室で、世界各国の外国人が訪問して自国の文化や歴史を紹介するプログラムで、2008年から始まり現在までに約30ヶ国の外国人、約50人が講師として参加し、約8000人の学生を対象に教育を実施した。
特に、今年は新学期開始後3ヶ月もたたない間に、4100人の学生がプログラムに参加しており、7月にも約20校の学校、約600人の学生を対象にプログラムを行う。
教師の関心も拡大し、ソウル市にプログラムを申請した学校は、昨年の59校から今年は189校とで約3倍に増えた。
ソウル市は、9月から教育の継続性と専門性のため、15の大使館で学識と経験が豊富な講師を推薦を受け、以前講師として参加した外国人の中から優秀者を選抜して、プログラムの質も高め、まさに「世界文化体験の場」にする計画だと付け加えた。
また、外国人労働者、結婚移民者の約90%を占めている非OECD国家のグローバルな文化教育を強化し、成熟した多文化市民意識の涵養と、真の韓国・外国人の社会統合にソウル市が一歩踏み出す計画だ。