ソウル市は2010年、「グローバルデザイン都市協議体(Global Design Cities Organization:GDCO)」事務局をソウルデザイン財団内に設置し、創立準備約1年を経た9月26日、中国揚州市の京杭之心国際会議センターで17都市の代表が集まる中創立総会を開き、正式に発足した。
「グローバルデザイン都市協議体(GDCO)」の設立議論は、2010年「世界デザイン首都(WDC. World Design Cities)ソウル」事業に関連して開催された「世界デザイン都市サミット」から行われてきた。
これに伴い、ソウルデザイン財団に協議体設立準備事務局を設け、1年余りの作業の末、「グローバルデザイン都市協議体(GDCO)」創設という実を結ぶこととなった。
この日の会議で、各都市の代表は協議体の推進経過の報告、発展方案の発表とともに計18チームで構成された協議体の運営規約を承認し、このうち第11条事務局はソウルに置くことと明示された。
今後、会員都市は持続的な交流を通じて市民の生活を豊かにし、持続可能な都市発展のためには都市デザインが不可欠であるとの共感をもとに、都市競争力の活性化方案を研究し、共同事業を推進することになる。
一方、今回の会議で、協議体議長都市には現在都市再生事業を積極的に展開しているトルコの首都「アンカラ」が選定され、これに伴い2013年のグローバルデザイン都市協議体(GDCO)総会とグローバルデザイン都市サミット(GDCS)はアンカラで開かれることになった。
グローバルデザイン都市協議体(GDCO)およびグローバルデザイン都市サミット(GDCS)の詳細については、
gdcsummit@seouldesign.or.krまで。