ソウル市政開発研究院は8月1日(水)より、新しいビジョンをもって高度成長期以後の新しいパラダイムに応えるため、「ソウル研究院」に名称を変更した。ソウル市のシンクタンクであるソウル研究院は、開発と成長中心の従来の都市研究から脱皮し、福祉環境、歴史・文化などに重点を置いた未来志向の都市研究を行っていく計画である。
ソウル研究院は「市民とともにつくるソウルの未来」を中心価値に据え、専門家を含む市民とのコミュニケーションに協力を深めることによって、研究によって導かれた政策が妥当かどうかを検証していく。また、市民が参加し、未来のソウルをともに作っていく方法でソウルの「都市基本計画」を樹立する予定である。
ソウル研究院の6大中心課題
1. 高度成長の時代以後、ソウルを企画する「未来研究」の活性化
2. 「市民参加型」の研究課題を選定。開放型研究プラットフォームを構築
3. 「研究革新」を実現するための専門家による協力ネットワークを強化
4. 「世界都市研究センター」を新設し、ソウル市の都市外交を支援
5. 市政が現在取り組む件案を検討し、主な議題を発掘するための「戦略研究センター」を設置
6. 主な研究成果を「インフォグラフィックス」を通じて提供