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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市の「世界の都市総合力ランキング(GPCI)」、3年連続上昇

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        ソウル市は35の世界主要都市を対象に、都市の総合力を評価する「世界の都市総合力ランキング(GPCI、Global Power City Index)」において歴代最高位である7位にランクインした。

        日本の森記念財団(www.mori-m-foundation.or.jp)が都市研究に関する世界的権威であるピーター・ホール(Peter Hall)、サスキア・サッセン(Saskia Sassen)などの諮問を受け、発表される世界の都市総合力ランキング(GPCI、Global Power City Index)は、世界の主要都市の総合力を評価し順位付けする。

        ソウルは前年度の調査では4段階上昇し、今年の調査では1段階上昇した7位をマークするなど、毎年順位を更新している。

        今年のGPCI評価で考慮される6分野の中で「研究・開発」分野はとくに上位を占めており、「文化・交流」など4つの分野でも順位が上昇している。

        ソウル市は新成長戦略産業を育成するためのR&D活性化の方法として、ここ3年間、先端技術分野における海外の有力研究所を誘致することにより国際研究ネットワークの構築を図った。また、文化芸術の創作支援や芸術市場の活性化、文化芸術分野におけるソウルの代表的なブランドの育成などにより文化の多様性を保護し、都市の魅力を高めるために尽力してきた。

        また、昨年の12月、全区間開通した空港鉄道により、ソウル駅〜仁川国際空港間を43分でアクセスできるようになった。市民の健康のため、浮遊粒子状物質の管理・監督の強化、ディーゼル車の規制およびエコ化を推進することにより、済州道レベルの大気を達成するために努めている。

        ソウル市は市民のQOLと都市競争力を向上させるために今までの政策努力が「世界の都市総合力ランキング」7位という結果に繋がったと分析しているが、これに満足せず、これからも「世界の都市総合力ランキング(GPCI)」をはじめとし、国際的な評価と指標を分析し、市の政策を樹立する際に積極的に利用していく計画である。

        とくに、ソウル市民の福祉と健康増進、居住・環境の改善、新成長戦略と雇用創出の努力によりQOLと都市競争力を同時に向上できる、バランスの取れた政策を開発しつづけ、推進していくと述べた。