ソウル市は災害と安全事故が多発する夏場を目前にして「2016夏季総合対策」を発表し、△風水害、△市民健康などの4大安全対策に集中する。
まず風水害に備えて市民の安全を確保するため、降雨量モニタリング地点を拡大してシステムを改善する。降雨量モニタリング区域を従来の25の自治区単位から116の降雨量単位に細分化する予定である。危機状況発生時にはオンライン媒体を活用し、災害状況と市民行動要領をリアルタイムで伝播する。
市民の健康のための感染病予防対策も積極的に推進する。病院・医院、薬局などの1,542カ所を疾病情報モニター網として運営し、急性感染病の監視体系を強化する。
また、夏季の安全な野外・余暇活動のために各種遊園施設の安全管理も強化する。ソウル市所在の全遊園施設74カ所や登録公演場について、自治区や消防署と協力して点検マニュアルを作成し、安全点検を実施する。
ソウル市は「2016夏季総合対策」の新設・強化内容をこのように明らかにし、①水防対策、②安全管理、③保健衛生管理、④猛暑対策などの4分野別に詳細対策を紹介した。
①水防対策:浸水脆弱地域に合わせた防災対策、迅速な状況把握及び先制対応
②安全管理:建築工事場・災害危険施設などの安全点検、水遊び・余暇施設の安全管理
③保健衛生管理:緑藻と食中毒、各種感染病予防のための分野別集中衛生点検
④猛暑対策:猛暑状況管理T/F運営や猛暑休憩所の運営による猛暑や脆弱階層の保護