ソウル市は2019年8月23日と24日の2日間にわたり、日本輸出規制で困難を極めている韓国の中小企業への支援と日本への輸出依存度が高い地域特産物の販売を目的とした「YES中小企業大博覧会」をソウル広場・プレスセンター前・チョンゲ(清渓)広場・ムギョロ・トクスグンギル一帯で開催する。
※日時:8月23日(金) 12:00~19:00 / 8月24日(土) 10:00~18:00
(参加企業及び販売商品は、現場の都合により一部変更することがあります)
「YES中小企業大博覧会」は大きく ①生活用品・農水産物・加工食品などの商品販売展(ソウル広場・ムギョロ・チョンゲ(清渓)広場・プレスセンター前・トクスグンギル) ②中小企業の支援政策に関する相談・案内及び輸出規制被害の受付(ソウル広場) ③輸出市場の多辺化を目的としたバイヤー商談会(新庁舎1階)など3つのテーマに分けられる。
第一、「商品販売展」では優秀生活用品販売展、地域共存農水産物・加工食品販売展、ソウル観光博覧会、ファッション・ジュエリー販売展などに細分化して運営する。
「優秀生活用品販売展」はソウル市庁西側とプレスセンター前(ソウル広場)で開催。106社が参加してリビング、家電、理・美容用品などを販売する。また、ルーレット景品イベントや商品体験館などの付帯イベントも行われる。
「地域共存農水産物・加工食品販売展」はムギョロ一帯で開催。慶尚南道や全羅南道など被害が心配される農家をはじめ40社が参加してアワビ・ワカメ・海苔などを販売する。また、ビニール袋の使用を減らすエコバッグ作り体験、郷土料理試食会などの付帯イベントも行われる。
「ソウル観光博覧会」はチョンゲ(清渓)広場一帯で開催。江原道や光州広域市など地方自治体の広報ブースを設けたり、観光関連企業13社による韓国内旅行商品や観光体験プログラムなどの販売及び広報を行う。特に2階建てのシティツアーバスを改造したソウル観光広報バスも見物だ。
ソウル市総合ニュース
「ファッション・ジュエリー販売展」はトクスグンギル一帯で開催。ジュエリー、手作り靴、ファッション雑貨などの関連企業44社が参加、自治区おすすめの中小企業商品を販売する。また、365ファッションショーやショールームなどの付帯イベントも行われる。
さらに日本の輸出規制により被害を受けた企業のための現地相談も実施する。ソウル広場に「移動式企業相談センター」を設置、関係機関の協力のもと、イベント会場を訪問する企業の苦情などを聞き、政府やソウル市での支援政策について説明する。また、輸出市場の多辺化のための「バイヤー招待輸出商談会」も行われる。