ソウル市はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を用いた海外マーケッティングで、ソウルのピーアールに乗り出した。
ソウル市は、現在、欧米、日本、中国といった3つのエリアに分け、計9つのSNS広報チャンネルを運営しており、同広報チャンネルへのアクセス者数は7千万人を越えた。
△ユーチューブ (
http://www.youtube.com/seouldreamseries) △フェイスブック (
http://www.facebook.com/hiseoul)△フリッカー(
http://www.flickr.com/seoulkorea)サイトを開設し、各国のユーザーの特徴をとらえた広報活動を行っている。
近年アクセス件数が急増中の<フェイスブック>では、ソウルツアーのプランを考え中の外国人と国内に滞在する外国人向けに、遊び方、楽しみ方など、多彩な情報を提供しているが、5月の開設後わずか11カ月で23万人がアクセスした。
中国エリアは中国を代表するポータルサイト、新浪内に、一般ブログ(
http://www.sina.com/17seoul)とメタブログ(
http://blog.sina.com.cn/lm/z/hanguo) をそれぞれ運営しており、中国のユーチューブに当たるYoukuのソウル広報サイト (
http://u.youku.com/user_show/id_UMTM5Nzk4Mzky.html)でも、ソウルの魅力を確認することができる。
中国ではサイトへのアクセス者数が激増しており、それぞれのサイトには270万人(一般ブログ)、2800万人(メタブログ)、3600万人(Youku)の人がアクセスした。
日本でも昨年にポータルサイトのYahoo!JAPANにブログ (
http://blogs.yahoo.co.jp/hi_seoul_travel)と、ユーチューブ(
http://youtube.com/hiseoul), とモバイルサイト(
http://hiseoul.mobi)が新設されたが、1年で3つのサイトへのアクセス者数が16万人を越えた。
ソウル市は、昨年初めて試み、大変好評を得た「オン/オフライン・統合型マーケッティング (IMC)」を拡大するなど、新しいコンセプトの都市マーケッティングを実施する計画である。
△スポーツ △ITパフォーマンス△韓国料理 △ドラマ △ショッピングなどのテーマを用いたプロモーションを民間企業と共同で進め、ソウルを積極的に世界へ宣伝していく計画である。