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環境/エネルギーニュース

  • ソウル市、PM2.5濃度が歴代最低値を記録

  • ソウル市総合ニュース SMG 388

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    2022年のソウルの春は、歴代の春の中でも最もクリーンな春であることが確認された。春季のPM2.5濃度が20㎍/㎥と観測され、PM2.5の観測を始めて以来、最低値を記録したのである。

    PM2.5が「良い(~15㎍/㎥)」だった日は観測を開始して以来、春としては最も多い36日にのぼり、「悪い」段階以上だった日はわずか11日であった。

    PM2.5の濃度改善は、内部の政策による効果、気象条件、外国の影響等が複合的に作用した結果であり、濃度の減少傾向を長期的に見てみると、ソウル市の推進してきたPM2.5政策効果が蓄積されて成果をもたらしたものと分析することができる。

    特に、歴代の3月の中でも最低の濃度(21㎍/㎥)を記録した今年2022年の3月には、大型事業所の減少率向上、道路の水清掃拡大など低減対策を強化した「春季総力対応」を推進しており、これが大気質の改善という成果となって表れたものとみている。

    春季の気象条件はおおむね直近の3年間と同じかやや不利であったが、大気停滞日数が2021年の23日から2022年には8日と大きく減少したことが、濃度の改善に有利にはたらいたものと考えられる。

    さらにソウル市は、夏季を迎えるにあたって、高濃度オゾンに備えている。PM2.5の生成と同時にオゾンの主な原因物質でもある揮発性有機化合物(VOCs)の低減に重点を置いて取り組んでいる。

    ソウル市は、日常を回復したことにより、2021年よりも韓国・外国における排出量の増加は避けられないものと予想されるだけに、より綿密な管理をもって対応し、夏季のオゾンから冬季のPM2.5まで統合的な管理を行うことで、市民の健康を守るため全力を尽くす予定だ。