ソウル市は10月31日、ソウル広場でG20サミットのボランティア団発足式を開催しました。
G20サミットの成功に向け、11月8日から13日まで活動するソウル市 G20ボランティア団は、外国語及び教育試験に合格した5,817名が最終的に選抜されました。G20サミットに参加する人々の宿泊、交通、観光、広報、B-Summitなどの分野において案内や支援の業務を行う予定です。
特に徒歩や地下鉄などを利用し、サミット会場や観光スポットへの訪問を希望する外国人に、ホテル、地下鉄、観光地で勤務するボランティアのメンバーとのネットワークを通して「ボランティア同行ガイドサービス」を提供するなど、暖かくもてなす予定です。
吳世勳(オ・セフン)ソウル市長は発足式の挨拶でG20ボランティア団を激励するとともに、「ユネスコ・デザイン都市ソウルの広報大使として誇りを持ってボランティア活動に努めてほしい」と述べました。ボランティア団は、発足式でユネスコ・デザイン都市ソウルを広報するとともに、『G20市民参加キャンペーンとしての誇り、親切、思いやりと分かち合いの心』と書かれた横断幕を掲げました。
ボランティア団は発足式終了後、市庁舎周辺のホテルや地下鉄駅、徳寿宮などで外国人演技者の演出に合わせて、様々な状況に対応する方法に関した現場実習を受けました。
ボランティア団は活動期間中、一人当たり2、3日ずつ勤務し、ソウル市が制作したボランティア用ユニフォームを着用するとともに、IDカードを所持します。ユニフォームの胸にはG20サミットのシンボルである青紗草籠(チョンサチョロン)が、背中にはユネスコ・デザイン都市ソウルのロゴが入っています。