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  • ソウル市、AI導入後デジタル性犯罪動画モニタリング1,265%急上昇…削除支援も2倍↑

  • ソウル市総合ニュース SMG 598
    • 「ソウルデジタル性犯罪安心支援センター」AI導入から7か月で45万件以上の動画をモニタリング
    • 被害動画の検出時間97.5%短縮、削除支援は2倍増加の成果を収め、今後正確度と速度向上が期待される

    ソウル市は、デジタル性犯罪予防と被害者支援のため、AI(人工知能)技術を活用した24時間自動追跡・監視システムを導入してから7か月にして、計45万7,440件(2023年3月29日~10月31日)の動画をモニタリングするという成果を収めた。これは、AI導入前に人力(削除支援官)で直接モニタリングを行ったとき(3万3,511件、2022年3月29日~10月31日)と比較すると、実に1,265%上昇した数値だ。

    実際に被害動画を見つけるまでにかかる時間も大幅短縮された。キーワード入力から動画検出まで、人間が直接行ったときは平均2時間かかったが、AI技術は3分で実行でき、検出時間は97.5%短縮された。

    モニタリング可能な動画の絶対数は大きく増え、被害動画の検出時間は大幅に減ることにより、被害動画の削除支援も2倍増加した。AI技術導入前(2022年3月29日~10月31日)の2,049件から、AI技術導入後(2023年3月29日~10月31日)4,141件へと、102%増加した。

    ソウル市は、デジタル性犯罪AI削除支援プログラムは2023年初めての導入であるだけに、今後AI学習データが蓄積されれば、正確度と速度がますます向上することを期待している。

    オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、「n番部屋事件などのデジタル性犯罪は、韓国社会に大きな衝撃を与えただけでなく、最近は無差別犯罪などが報じられ、市民の不安は高まっている」とし、「ソウル市は、デジタル性犯罪AI削除支援などの新技術を活用して新種の犯罪に速やかに対応し、予防から被害者支援までさらにきめ細かなワンストップ支援を提供して、市民の誰もが安心して暮らせる『安心都市ソウル』づくりに最善を尽くしていく」と述べた。

    「ストーカー被害者ワンストップ支援のための業務協約」(2023年9月14日)