ソウル市は、ソウル城郭(ハニャン(漢陽)都城、タンチュンテソン(蕩春台城)、プカンサンソン(北漢山城))の保存・管理活動に参加することができるボランティアを公開募集する。
ソウル市は、これまで「市民巡城官」として運営されてきたボランティア制度を全面的に拡大・改善して、ソウルを代表する文化財ジキミ(保護スタッフ)として活動することができる「ソウル城郭ジキミ」として公開募集する。世界遺産にも引けを取らないソウル城郭の優れた点を市民に広く知らせ、ソウル城郭の保存・管理活動に対する自発的な参加と幅広い機会を提供すべく、従来の運営方式を変化させる試みだ。
募集人数は約50人で、募集期間は2021年8月5日~8月26日まで、関連分野に興味を持ち経験を有する者であって、ソウル市での活動が可能な満19歳以上の市民であれば、誰でも応募可能だ。1次書類審査により教育対象者を選出し、新型コロナウイルス感染症のソーシャル・ディスタンシング段階に応じて非対面の理論・現場教育を9月~10月にかけて毎週土曜日に実施する。
応募を希望する市民は、募集期間中にソウル ハニャン(漢陽)都城ホームページ (
http://seoulcitywall.seoul.go.kr) にて申請書の様式をダウンロードして作成後、関係者のメールアドレス (
pys7325@naver.com)宛に提出することで応募が可能だ。
今回公開募集する
「ソウル城郭ジキミ」の主な任務は、ソウル城郭と付属施設・探訪路などに対する環境浄化、城郭の歴史と文化的価値に対する継続的な探究活動、城郭の優れた点や世界文化遺産登録に値する価値についての様々な広報活動、探訪客に対する案内活動などである。