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プレスリリース

  • ソウル市、1400の屋内公共施設で無料公共Wi-Fi Kkachi ONを利用可能に

  • プレスリリース SMG 495
    • 昨年、福祉館や図書館など屋内施設310ヶ所に「Kkachi On」を設置、1443ヶ所に構築完了
    • ソウル大病院の医療スタッフを派遣し、接種、副反応、救急医療まで専門的に管理
    • 今年はさらに120ヶ所に設置し、福祉施設やWi-Fi需要の高い雇用・教育施設に優先的に設置
    • いわゆる情報弱者の通信費負担を減らし通信格差の解消目指す、利用は「SEOUL_Secure」に接続

     これからは高齢者や障がい者が利用する福祉館や青少年の憩いの場をはじめ、図書館、雇用・企業福祉センターなど、ソウル市内1400の屋内公共施設でも無料公共Wi-Fi「Kkachi On」を快適に利用できるようになる。    「Kkachi On」とは、ソウル市の無料公共Wi-Fiのことで、ソウル市のシンボルであり、朗報をもたらす縁起のいい鳥とされる「カチ(カササギ)」と、Wi-Fiのスイッチを「オン(On)」にするという意味を合わせた造語だ。    ソウル市は、すでに公共Wi-Fiが設置されている室内公共施設1133ヶ所に加え、昨年一年間で新たに310ヶ所に設置し、これまでに延べ1443ヶ所に「Kkachi On」を設置している。    多くの市民が利用する福祉施設やコミュニティ施設では公共Wi-Fiへのニーズが高く、ソウル市と自治区が構築した1443ヶ所、7568台の公共Wi-Fiのほかにも、以前、科学技術部が構築した1888台、さらに移動通信会社が開放している商用Wi-Fi、351台など、ソウル市内の屋内福祉施設やコミュニティ施設2130ヶ所に9807台が設置されている。    ソウル市は、今年も120の屋内公共施設に「Kkachi On」を設置する計画だ。市民参加予算事業として、6つの自治区(廣津(クァンジン)・東(トン)大門(デムン)・城東(ソンドン)・蘆(ノ)原(ウォン)・道(ト)峰(ボン)・江北(カンブク))に設置される。法令で設置・運営の根拠とされている公共(市立・区立)福祉施設と、公共Wi-Fiの需要が高い雇用・就職・教育関連コミュニティ施設に優先的に対応する予定だ。    ソウル市は、いわゆる情報弱者が多く利用する福祉施設などの屋内空間に無料公共Wi-Fi「Kkachi On」を設置することで、家計の通信費負担を減らし、地域間・各階層間の通信格差の解消に期待を寄せている。    無料公共Wi-Fi「Kkachi On」を利用するには、スマートフォンのWi-Fi機能をオンにし、「SEOUL_Secure(セキュリティ接続)」を選択する。最初に一度、設定しておけば、場所ごとに都度接続する必要なく、「Kkachi On」が設置されたすべての場所で自動で接続される。    ソウル市は、既存の公共Wi-Fiの問題点を解決すべく、SSIDの一元化やWi-Fi6を導入してセキュリティを強化し、利用者がより利用しやすい環境の整備に取り組んでいる。    ソウル市のイ・ウォンモク スマート都市政策官は、「新型コロナウイルスの影響で非対面社会へと目まぐるしく移り変わる中、いわゆる情報弱者になりがちな高齢者や障がい者、低所得層が多く利用する社会福祉館、高齢者福祉館、障がい者福祉館および障がい者作業リハビリ施設などで公共Wi-Fiへの高いニーズがあった」としながら、「屋内公共施設に『Kkachi On』の設置を拡大することで家計における通信費負担を減らし、地域や各階層間の通信格差を解消するなど、市民の通信基本権を保証する基盤となることを期待している」と語った。