ソウル市は、2019年11月14日(木)「2020学年度大学修学能力試験」当日、受験生の交通利便性のため、登校時間帯の地下鉄の増便運行、バスの配車間隔を最小化、タクシー部制の解除、緊急輸送車両の支援など特別交通対策を設けたことを発表した。
これと共に「受験生輸送支援車両」の案内文を付着した民・管用車両810台も受験会場近くの地下鉄駅、バス停留所、主要地点などに待機する予定であり、受験生が乗車を要請すると受験会場まで無料で連れて行ってくれる。
修学能力試験会場に行く道
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また、市は体が不自由な受験生が受験会場までスムーズに移動できるよう、修学能力試験当日に障害者コールタクシーを受験生に優先して配車することにした。
一方、ソウル市は登校時間帯の交通混雑の中でも受験生が試験会場に定時到着できるように、市・自治区・公社などの試験当日の出勤時間を、通常より1時間遅い午前10時に調整する。
それだけではなく、受験生が静粛な雰囲気で試験に集中できるように試験会場近くの工事場の騒音自制、バス・タクシーなど車のクラクション自制などを事前に要請し、各自治区が試験会場周辺を巡回しながら騒音の管理に万全を期する。
修学能力試験当日、試験会場から半径200m区間の車両進出・入と駐車が禁止されるだけではなく、交通混雑の最小化のためにも受験生の家庭で乗用車よりは公共交通機関を利用して登下校することを呼びかけた。