何もせず無念無想の状態を続けられる人が1位になる。ソウルを代表する異色のイベント「ハンガン(漢江)ぼーっとする大会」が5月12日(日)16時にパンポ(盤浦)ハンガン(漢江)公園チャムスギョ(潜水橋)で開かれる。
2014年、ソウル広場に響き渡った「現代人の脳をハンガンで休ませよう!」という掛け声から始まり、2016年からはハンガン(漢江)に場所を移して今年で開催10年目を迎えるこのイベント。忙しい現代社会で何もしないことは遅れをとること、価値のないことだという社会通念を打ち破る目的で始まった「ぼーっとする」は、今や現代人のマインドフルネスの重要な方法として認識され、一つの文化となっている。
大会参加者は90分間、何もせず、何も考えずにただぼーっとした状態を維持する。
一方、ソウル市は大会10周年を迎え、歴代優勝者の感想やノウハウが書かれたメッセージを現場に展示し、2023年大会の優勝者であるチョン・ソンインなどが授賞式前に参加者と大会の感想について語り合う時間を設ける予定だ。
▶ハンガン(漢江)ぼーっとする大会オフィシャルサイト(www.spaceoutcompetition.com)
▶ハンガン(漢江)ぼーっとする大会Instagram(instagram.com/thespaceoutcompetition)
<2024ハンガン(漢江)ぼーっとする大会のポスター> | |
<2022~2023ハンガン(漢江)ぼーっとする大会の様子> |