ソウル市が2018年までに地下鉄1〜9号線のスクリーンドアセンサーを乗降場で修理および整備できる「レーザースキャナー方式センサー」にすべて交換する予定だ。
従来のセンサーはスクリーンドアの固定ゲートと非常ゲートの両側に付いていて点検時は線路の方に出て作業をしなければならないが、レーザーセンサーは非常ゲートの一方に設置されるため、乗降場で安全に点検や修理が可能である。
ソウル市はまず2016年12月までに2号線全体の44駅と障害発生の通報が多い1、3、4号線の9駅を合わせた計53駅のセンサーを交換する。今後2018年まで235億ウォンを投資して残りの235ヵ所のスクリーンドアも段階的にレーザーセンサーを導入する予定だ。
また、搭乗客が非常脱出時に迅速かつ安全に脱出通路を確保できるように、スクリーンドアの固定ゲートを常時開閉が可能な非常ゲートに交換する事業が進行中だ。ソウル市は現在3駅を対象にモデル事業を完了した状態であり、今後2021年まで1〜8号線全体の駅舎の固定ゲートを非常ゲートに交換する予定だ。
パク・ウォンスン市長は「人と安全の前に効率と費用を掲げず、その間の慣行と特権に対抗するためにソウル市のすべての力量を動員することだ。小さな事故にも即時に対応して迅速に処理できるシステムを作り上げる時まで、ソウル市は安全対策を持続的に補完して市民たちに発表して実行する」と明らかにした。