ソウル市は、外国人の教育環境の改善及びグローバル都市としての競争力の強化を図るため、海外名門学校を対象に誘致活動を展開してきた。そして、来る8月20日(月曜日)、初の外国人学校に選定された米国の名門「ソウルドワイト外国人学校(Dwight International School Seoul)」が上岩洞(サンアムドン)にオープンする。
「ソウルドワイト外国人学校」は、米国ニューヨークに本校を置く名門私立学校で、イギリスのロンドン、カナダのバンクーバー、中国の北京など3つの地域ですでに外国人学校を運営している。
「ソウルドワイト外国人学校」は、幼稚園から高校までの生徒の総定員は540人。国内人の割合は定員の20%以内に限定されており、国内人は必ず3年以上海外で居住した経歴がある場合にのみ入学が許可される。授業は全課程が英語で行われる。現在は生徒数26ヶ国299人、教師数14ヶ国約46人となる予定だ。「ソウルドワイト外国人学校」は、全学年にIB国際標準化課程を取り入れ、先端IT技術を利用して校内のどこででも自由にインターネットが使える環境を完備している。
「ソウルドワイト外国人学校」は、中長期の発展計画を立て、開校後1年以内にIBO北東アジアセンター誘致のため、校内に確保した敷地に建物を設立する計画だ。また、開校後3年以内に、ソウルでIBコンベンションを開催し、北東アジアの教育ハブとしての地位を確保しようという計画だ。
「ソウルドワイト外国人学校」がオープンし、ソウルにある外国人学校は、ソウル龍山(ヨンサン)国際学校、盤浦(パンポ)ダルウィッチ・カレッジを含めて計22校となった。外国人が便利に満足して利用できる施設、規模、カリキュラムなどを取り揃えた国際的レベルの外国人学校を誘致することで、地域間の不均衡を解消するなど教育環境改善に大きく貢献するものと期待される。