- ソウル市、100社を募集して世界最大級のオンラインショッピングサイト「AMAZON」の入店・販売を支援
- AMAZON KOREAと協力して入店教育・コンサルティングを行い、海外配送・マーケティング費用を最大300万ウォンまで支援
- 8月11日(火)に募集発表→8月17日(月)~28日(金)に渡って希望企業を募集…非対面型の輸出販路を支援
- ソウル市、ファッション業界が成長できる環境づくりに向け、非対面型ビジネスを発掘・綿密な支援を強化
新型コロナウイルスの感染拡大が続くことなどで、売り場の売り上げは急激に減少するものの、非対面方式のインターネットを利用した消費は増加傾向にある。
ソウル市が、世界最大級のオンラインショッピングサイト「AMAZON」にファッション分野の中小企業・中小起業家など100社が入店できるよう支援を後押しして、グローバル販路の開拓に乗り出す。ポストコロナ時代に合わせて、ファッション分野の中小企業・中小起業家が「非対面方式」で「海外市場」に進出できるように成長を後押しする形だ。
ソウル市は、困難に直面しているファッション分野の中小企業・ 中小起業家の中から100社を選定して、①AMAZON入店に向けてカスタマイズした教育及びコンサルティングと②販売向けのマーケティングと海外配送料の支援に取り組む。海外市場の進出に向け、AMAZONへの登録から商品販売まで段階別に合わせて綿密な支援を行う。
海外市場への進出が重要だと分かっていても、誰もが簡単に進出できるわけではない。その最も大きな理由として、小規模企業の場合、「グローバルプラットフォームへの参入」を自ら準備するのが難しいという点が挙げられる。
ソウル市は、企業の負担を軽減させ、海外市場への進出を安定的に準備できるようAMAZON KOREA と協力する。「選定された100社の企業」を対象に、海外販売への理解を高めてプラットフォームに登録するために必要な教育とコンサルティングを支援する。
また、登録した後には販売に際して、実際の売り上げにつながるようSNSの広告・キーワード検索・電子カタログの製作などのマーケティングと1社あたりに300万ウォンまで海外配送料の支援を行う。
ソウル市のキム・イスン経済政策室長は、「今回の非対面方式のグローバル輸出販路開拓支援事業は、新型コロナウイルスの拡散により、困難に直面しているファッション企業に新たに成長できる道を用意するためのものだ。他にも、国内外の市場動向に速やかに対応できるよう新規の非対面型ビジネス支援事業を持続的に準備して、企業への支援を徹底的に行いたい」と述べた。