ソウル市は雇用創出のため、史上最大規模である1兆ウォンの予算を集中投入し、32万を超える雇用を創出する。
青年失業率が10.3%まで高まり、青年失業者が10万人を超えるなど、雇用問題が市民の生活を脅かしている状況を解決するため、ソウル市は分野別に特化された雇用の拡大計画及び青年失業の解消方策が含まれた「2017ソウル市雇用総合計画」を1月18日(水)発表した。
<昨年比4万が拡大された計32万3116の雇用を創出>
ソウル市は、今年一年間直接雇用を12万4千、間接支援雇用を19万9千で計32万3116に達する雇用を創出する予定で、約1兆ウォンの予算を投入して都市雇用の創出及び提供に全ての力を集中する方針だ。「直接雇用」はニューディール雇用、公共勤労、障がい者の活動補助人など、市・投資機関などが直接雇う雇用のことを、「間接支援雇用」は雇用補助金、創業支援、職業訓練、就業斡旋などを通じて市が間接的に支援する雇用のことを意味する。
◆ 主要分野別雇用の提供の現況
対象 | 雇用数(個) | 主要事業 |
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青年 | 60,218 | · ニューディール雇用(5,500個) · 青年芸術家(1,780個) · 生活体育指導士(432個) · 強小企業採用支援(2,000個) · 創業支援(2,500個) · 伝統市場の青年CEO(230個) |
女性 | 61,268 | · 保育所の補助教師(6,200個) · ベビーシッター(2,600個) · 産婦・新生児ヘルパー(800個) · 国公立保育所の保育士(1,200個) · 子供交通安全指導士(305個) |
中高年 | 38,378 | · 社会貢献雇用(1,585個) · 公園緑地管理(1,257個) · 文化財保護士(138個) |
高齢者 | 62,734 | · 社会活動支援雇用(55,921個) · 交通秩序指導要員(340個) · 学校保安官(1,188個) |
低所得 | 19,335 | · 公共勤労(11,000個) · 自立支援ホームレス雇用(2,065個) |
障害者 | 5,772 | · 事務用品生産(2,710個) · 官公署行政補助(1,732個) |
その他 | 75,411 | · 老朽水道管管理者(959個) · 賃貸住宅6万号建設人力など · 市民一生教育講師(783個) · 消防行政タウン建立人力など |
合計 | 323,116個の雇用創出 |
<青年就業総合サービスの提供のための「青年雇用プラスセンター」を2017年2月開館>
これらと同時に直面した青年失業を解消するため、総合的かつ体系的な解決方案を提示する青年就業のコントロールタワー「青年雇用プラスセンター」を市内中心部に2月開館する。
「青年雇用プラスセンター」は、青年就業に関する総合サービスを提供し、ソウルの所々にある雇用サテライトなど青年就業支援機関を総括するコントロールタワーとして、散在されている青年就業支援機関の管理、雇用総合情報の提供、専門カウンセラーの育成、密着就業相談、特化プログラムの運営、スタディールームの無料貸与など青年失業を解決するためのハブの役を果たす。 青年雇用プラスセンターは、チュン(中)区チャンギョドン(長橋洞)にあるソウル雇用労働庁の1階に1,109㎡(355坪)の規模で造成され、青年たちの利便性のため、365日年中無休、毎晩10時まで運営される。
<雇用サテライト、面接スーツの無料貸与など青年体感サービスを拡大>
また、青年の体感度が高かった就業支援サービスが大幅に拡大される。先ず、昨年5月、1号店を開店してから現在、41ヶ所を運営している「ソウル市雇用サテライト」については、今年は100ヶ所まで増やし、会員制管理を取り入れて「就業診断→力量強化→マッチング支援→就業」に至る密着管理を行う。青年に面接スーツを無料で貸与する「就業翼サービス」も昨年4,000人から今年10,000人までサービス人員を増やすとともに、利用可能年齢を満18歳から高校の卒業予定者まで拡大する。
今年、ソウル市が市民に提供する雇用及び求人・求職関連の詳細は、ソウル雇用ポータル(job.seoul.go.kr)やソウル雇用プラスセンター(1588-9142)、青年雇用プラスセンター(02-731-9511)などへ問い合わせ、ソウル市雇用サテライトのキオスクなどで検索ができる。