- 買入が完了した登山路内の一部区間には、四季の花を植栽…都市公園を造成
ソウル市は、多くの市民が訪れる都市公園内の登山路やトゥルレギルについて、私有地という理由で破損されたり利用が制限されることがないよう、登山路とトゥルレギルの優先的買入に乗り出しており、一部の買入地は、「庭園都市ソウル」と連携して、四季折々に楽しめる森庭園を造成する。
ソウル市は、「都市自然公園区域」内の私有地買入対象地を公開募集し、協議買入方式で買入を進めた結果、2023年まで約33万㎡の購入を完了している。買い入れた登山路は、5月に発表した「庭園都市ソウル」とも連携させて、四季折々に楽しめる森の庭園として造成する計画だ。
※ 協議買入方式:国、地方自治体などが公益事業などに使用する土地を土地所有者と協議して買い入れることを意味する。
市民が頻繁に利用するが、訴訟などによってウッドデッキ1つ設置するのも困難だった既存の散策路と排水路を安全に整備しなおし、四季折々の花を植栽して、森の中の庭園に生まれ変わらせる予定だ。
ソウル市は、都市自然公園区域内の土地の確保を継続させることで、部分的に途切れた状態で散在している公園を連結させて、市民が森・公園などの緑地をどこでも身近に享有できるようにすることを目標としている。
協議買入が完了した登山路(ソリプル都市自然公園区域)
花の道造成計画案(ソリプル都市自然公園区域)