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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市、腐敗防止評価で「2年連続」トップ

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      全公務員に対する動機付けと成果管理で高い評価


      ヘチは、ソウル市のシンボルであると同時に、清廉潔白を象徴する想像上の動物でもある。龍や鳳凰のように想像上の動物であるヘチは、不正を犯した人や正しくないことをした人を角で突き飛ばすと伝えられている。ソウル市庁舎の前には、そのヘチ像が立っている。それは、ヘチがソウルのシンボルだからでもあるが、同時に公務を行うとき、清廉潔白さを忘れることがないようにという意味も含まれている。


      ソウル市はこのような意味で、ヘチのバッジをソウル市の全公務員に付けさせる一方、不正を行った公務員はその金額や地位に関係なく辞めてもらう「ワンストライクアウト制」を導入し、清廉・親切に関する教育や公務員行動綱領の実践などの徹底化を進めてきた。


      ソウル市のこうした努力が実を結び、今月22日、国民権益委員会は2009年度腐敗防止評価でソウル市が全国16の市・道のうち唯一、最も高いレベルの「非常に優秀」と評価されたことを明らかにした。



      ワンストライクアウト制、感動民願サービスなどを実施


      ソウル市の努力のうち最も目立つのは「ワンストライクアウト制」だ。この制度は、金品や接待などを受けた公務員を辞めさせるもので、不正金額が100万ウォン未満であっても、公金を横領した者、金品や接待を要求した者、定期的・常習的に収賄・斡旋した者、違法・不当に業務を処理した者などがその対象となる。


      それだけではない。投資・支援機関への就職も永久に制限されるため、一度発覚すれば生き残ることが難しいとも言われている。


      このほかソウル市は、民願(申請や届出、陳情など)の手続きや品質を画期的に改善するために120タサン・コールセンターと民願業務清廉度常時確認管理システムを運営し、請願処理スピード指数システムを開発するなど、市民の満足度を高めるために努力している。