- 17日(月)から移動労働者休憩所、労働者福祉館など12か所の労働者支援機関に配布
- 野外活動時間が長く不特定多数と接触する代行運転手・バイク便ライダーなどが対象
- 多くの市民が訪れる全泰壱記念館はじめ労働者相談機関などで防疫措置完了
- 市、緊急物資の支援後、状況に応じて追加支援も検討予定
ソウル市は17日(月)から、長時間野外で働く労働者をはじめ、運送・配送業従事者に対しマスク7,500個を提供すると発表した。
提供場所は、代行運転手・バイク便ライダー、配達員が頻繁に利用する市内5か所の「休ソウル移動労働者休憩所」(瑞草(ソチョ)、北倉(ブクチャン)、合井(ハプチョン)、上岩(サンアム)、碌磻(ノクポン))と、市立労働者総合支援センター2か所(鍾路(チョンノ)区栗谷(ユルコク)路、松波(ソンパ)区中大(チュンデ)路)、労働者福祉館2か所(恩平(ウンピョン)区統一(トンイル)路、永登浦(ヨンドゥンポ)区国会(クッケ)大路)、ソウル市感情労働従事者権利保護センターなど。このほかにも、清渓川方面に位置する労働複合施設「美しい青年,全泰壱(チョンテイル)記念館」でも、労働者や市民にマスクを配布する。市はこれに先立ち、2月の初旬からこれらの施設を訪れる労働者や市民のために、手指消毒剤約600個を常備し感染症予防に努めている。
また、仕事柄、長時間移動しながら不特定多数の人と接触しなければならない運送・配送業従事者のために、移動労働者休憩所5か所については、特別防疫措置も完了した。さらに、多様な展示や公演が年中開催される「美しい青年,全泰壱(チョンテイル)記念館」でも防疫措置を行い、市民の安全を守る。
ソウル市のパク・ドンソク労働政策担当官は、「代行運転手、配達員、シャトルバス運転手などは仕事柄、日常的に市民と接触する機会が多い」とし、「基本的かつ最も効果的なマスクの着用、手の消毒などをできるように緊急物資を支援し、今後も状況に応じて追加の支援を検討したい」と話す。