畜産物が大量に出回る年末年始に向け、ソウル市は市民が安心して畜産物を購入できるよう特別点検を行います。対象は百貨店や大手スーパー、伝統市場、卸売市場などの畜産物取扱所で、市は消費者団体などと合同で点検に入ります。

主な点検項目は、▲乳牛や肉牛を韓国牛と偽って販売する行為 ▲等級虚偽表示 ▲賞味期限を過ぎた商品の陳列・保管 ▲冷凍食品の冷蔵保存 ▲取引内訳や生産作業内容の未記録 ▲牛肉の履歴管理の不履行 ▲作業場の衛生管理、などです。

特に、相対的に高額で多くの市民が購入する百貨店や大手スーパーの食肉ギフトセットを収集し、安全性検査を実施します。違反した業者には畜産物衛生管理法に基づき営業停止や過料といった行政処分を科し、不適合商品はその場で押収・廃棄します

ソウル市は今後も、畜産物取扱業者の衛生水準の向上と市民の健康維持に向け、指導や点検などを続け、衛生管理の徹底に全力を尽くす方針です。