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プレスリリース

  • ソウル市、現代自動車と水素燃料電池自動車普及活性化に向けたMOUを締結

  • プレスリリース SMG 691
    • ディーゼル車のない社会を志向する未来の水素社会のためにソウル市と現代自動車が協力
    • 水素ステーション・水素燃料自動車・水素バスなど環境に配慮した車両の拡大に向けて協業
    • 水素体験館・水素燃料自動車キャンペーンなど市民の認識を改善するために努力
    • ソウルを水素経済活性化に向けた先駆けと位置づけて育成、水素産業の競争力を強化

    3月30日(火)、朴(パク)元淳(ウォンスン)ソウル市長は、㈱現代自動車のコン・ヨンウン社長とソウル市庁で水素経済活性化の方案に関して話し合い、「環境にやさしい水素燃料電池自動車およびインフラ普及に関する了解覚書(MOU)」を締結した。現代自動車とソウル市が一丸となって、PM2.5の削減と水素経済活性化に向けた相互協力をするというのが趣旨だ。 ソウル市と現代自動車は、豊かで環境にも優しい水素を未来経済の新たな成長エンジンに位置付け、水素産業の基盤づくりに向けて協力する。現代自動車の優れた技術力とこれまでソウル市が先制的に推進してきた水素関連事業を基にして水素燃料電池自動車と水素ステーションを拡充し、水素産業を育成しようとしている。 MOUの主な内容は、水素ステーションおよびインフラの拡大・水素燃料電池自動車の生産および普及・水素燃料電池自動車の活性化・市民の認識改善などを通じて、官民を挙げて積極的に協力する方針だ。 特に、今回のMOUでは、これまでは技術的に限界があり、環境保護という側面では疎かにしがちだった産業用車両(貨物・建設・機械・掃除など)において水素燃料電池自動車の普及が可能になった点から大きな意味を持つ。これで大気汚染の主犯ではあるものの、なかなか改善できなかった産業用車両も環境への配慮を考慮する道が開けられるようになった。 また、水素車両の基幹部品のスタック(発電機)の使用期間とアフターサービスシステムを確保することで、これまで水素バスの運営を難しくしていた壁を乗り越える。水素バスを正規のバス路線に 編入させ、安定的な導入・運営など拡大できる土台を設けた。 ソウル市は、今回のMOUに加えて、現代自動車との協力を基に水素ステーションのインフラ拡充および水素車の普及を従来の目標より大幅に拡大して推進し、水素経済の活性化に拍車をかける予定だ。 朴元淳ソウル市長は、「今は、新型コロナによる危機を克服するだけでなく、ポストコロナに備えて新たな経済パラダイムに対して考えてみる必要がある時期だ。現代自動車の世界的な技術力とソウル市の制度的な支援が相まって、水素産業の基盤づくりにおける相乗効果が生まれると期待している。ソウル市も公共分野で優先的に水素車を普及し、水素車の購入が活発になれるよう様々な方面で支援していく。ソウルを水素経済活性化の先駆けとして位置づけ、育成していく計画だ」と述べた。