ソウル市消防災難本部は、ソウル市初の外国人が参加する特別義勇消防隊運営発起式を、4月21日(木)午後2時から中浪(チュンナン)消防署3階講堂で開催した。
今回任用された特別義勇消防士は、ソウル市中浪区(チュンナング)に3ヶ月以上居住している韓国語での意思疎通が可能で、専門性と徹底した奉仕精神を持つフィリピンなど9ヶ国の外国人で構成されている。
特別義勇消防隊は、外国人の災害事故時の通訳要員として活躍するなど、災害現場での消防活動業務の補助や住宅街の火災脆弱地域等のパトロールを行い、隣人の安全を確保する市民安全隊としての活動をすることになる。
また、特別義勇消防士は、多文化家庭(国際結婚家庭)などの火災脆弱世帯に基礎消防設備(消火器・単独警報型検知器等)の普及や維持管理など、安全文化の定着のための安全メンター(mentor)の役割を果たす予定である。