- 2022年上半期4,500台設置につづき下半期3,000台余り拡充を完了
- 大勢の市民が利用するハンガン(漢江)公園11か所全域、無料公共Wi-Fi490台を集中設置…速度・安全性向上
- 2023年は約1,200台の新規設置と老朽化装備の交換を推進…品質改善を続ける
- 点検、障害処理・クレーム対応を一元化した「障害処理機動隊」運営…安定的なサービスを提供
ソウル市は、市民のデジタル格差解消と通信費用軽減など通信福祉を実現するため、科学技術情報通信部、移動通信事業者(LGユープラス)と協力事業を推進して、2022年下半期からソウル無料Wi-Fiを追加し、安定化過程を経て設置を完了した。
2022年上半期チョンゲチョン(清渓川)、イテウォン(梨泰院)観光特区などに4,500台設置につづき、下半期にはハンガン(漢江)公園、ソウル大公園などに3,000台余りを拡充した。
特に、多くの市民が利用するハンガン(漢江)公園11か所(ヨイド(汝矣島)、トゥクソムなど)には、10Gbps速度のバックホールに対応するWi-Fi490台が集中的に設置され、大勢が同時に使用しても快適に利用できるようになった。
<ハンガン(漢江)公園のWi-Fi設置写真>
今回設置されたWiFi6・6Eは、既存のWiFi4・5の約4倍以上速い速度を提供して、最新セキュリティ規格のWPA3(Wi-Fi Protected Access 3)が適用され、Wi-Fiに対するセキュリティ安全性も確保した。
市は、2023年もWi-Fi交換・設置事業の推進を継続する。年末まで老朽化した低品質なWi-Fi約700台を交換して、利用量が多いことが予想される人気スポットや福祉施設に、約500台を新規設置する。
また、ソウル無料Wi-Fiの高品質なサービスを提供するため、「ソウル市公共Wi-Fi運営センター」を中心に、定期点検・障害処理・クレーム対応を一元化した「障害処理機動隊」を運営する。
ソウル市は今後も、高品質なWi-Fiを提供できるよう品質管理と拡充に集中し、市民が負担なく便利に利用できるサービス実現のため尽力していくと明かした。
公共Wi-Fiについての案内及び接続方法
- 公共Wi-Fiのサービスセット識別子(SSID)を一般接続「SEOUL/Public Wifi Free」とセキュリティ接続「SEOUL_Secure/Public WiFi Secure」に分け、市民の利便性を高めつつセキュリティを強化した。
- セキュリティ接続「SEOUL_Secure」(ID/PW seoul)で公共Wi-Fiに一度接続すれば、ソウル市内の主要な通り、公園、伝統市場、福祉施設、バスなどで自動的に接続して便利に利用できるようになる。
公共Wi-Fiのステッカー及び利用方法