2017年1月9日〜1月26日、ソウル市はソウル市立大学国際都市科学大学院の都市行政・計画修士(Master of Urban Administration and Planning、以下MUAP)課程に在学中の海外都市公務員15人を対象に「ソウル市優秀市政体験インターンシッププログラム」を実施する。
開発途上国の公務員を対象とするMUAP過程の支援事業は、ソウル市が対外協力基金として運営している公的開発援助(ODA)の一環としてソウル市が推進している9つのODA事業の中で意味が大きい。
ソウル市は彼らを対象に都市発展史と政策を紹介してソウル市庁及び傘下機関での勤務の機会を提供し、ソウル市の主要施設の見学を通じて実戦ノウハウを学ぶ時間を設ける。
ソウル市はOECD開発援助委員会(DAC)加盟国の中で唯一開発途上国の経験がある国の都市として、今回のインターンシッププログラムのようなオーダーメイド型公的開発援助(ODA)事業を通じて援助供与国と受恵国間の連結の役割を積極的に遂行し、世界都市の同伴成長に寄与する計画だ。
さらに、公的開発援助(ODA)は受恵国だけの利益のための一方的な支援ではなく、ソウル市の政策輸出と韓国企業の進出に向けた開発途上国に対する投資で共同繁栄のための戦略であるだけに、今後の有効性と適切性を高める方向に公的開発援助(ODA)事業を発展させていく。