ソウル市とソウル観光マーケティング(株)は、5月30日(木)、大阪のホテルニューオータニで観光説明会を開催する。これは、最近の円安や国際的情勢などにより減りつつある日本人観光客を呼び込むために開催されるものである。韓国の観光業の関係者約10人と日本の旅行会社の商品企画担当者約90人が対象である。
大阪でソウル観光説明会が開催されるのは2010年以来3年ぶりである。リピーターの多い日本人観光客の誘致に力を入れるため、ソウルの新しい観光資源や旅行会社の支援プログラムなどについて、ソウル市は積極的に広報する計画である。
また、ソウル市所在の5つの観光関連会社がトラベルマート(Travel Mart)に参加する予定である。参加予定の5社は、貞洞劇場(微笑)、PMC(ナンタ)、サムスン電子広報館(サムスンディライト)、ロッテワールド、Kシャトル担当旅行会社(US旅行)である。
ソウル観光資源プレゼンテーションでは、日本人に人気のあるソウルのショッピングの名所や韓流スターゆかりの地、まち歩きに適したところなどを紹介するほか、先日復元されたばかりの崇礼門(スンネムン)など、ソウルの多様な魅力についても知ってもらう予定である。また、ソウル市が進めている新しい観光政策について「満足できるソウル」「活力に溢れるソウル」「魅力的なソウル」という3つのキーワードを使って説明し、ストーリーのある魅力的な観光都市としてソウルを紹介し、参加者の関心を集める計画である。
3年ぶりに開催される関西地域の観光説明会なので、ソウルからの参加者と日本の旅行会社の関係者との交流がもたれ、最近の日本の観光市場の動向や商品の構成など、観光ビジネスに関する意見交換が活発に行われると予想されている。