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プレスリリース

  • ソウル市、感染症・安全…都市問題の解決に取り組む スタートアップ育成用「ソウル創業ハブ・聖水」開館

  • プレスリリース SMG 489
    • 聖水IT総合センターをリニューアルした「ソウル創業ハブ・聖水」開館…企業・協力パートナー入居
    • 感染症、安全など「都市問題解決スタートアップ」を集中育成、ソーシャルベンチャーの成功モデル構築
    • 海外進出、段階別投資など民間協力パートナーが成長ステージに合わせて支援、最大2年間入居
    • インパクト投資家と公共機関のネットワーキングを構築しソーシャルベンチャーバレーの活性化目指す

    感染症、健康、安全、環境など、都市問題の解決に取り組む技術企業を育成する「ソーシャルベンチャー育成専門スペース」である「ソウル創業ハブ・聖水(ソンス)」(旧聖水IT総合センター)が7月6日(月)に開館する。 ソウル城東(ソンドン)区聖水(ソンス)洞にある「ソウル創業ハブ・聖水」は、都市問題を解決し社会的価値の創出と企業の成長を追求する技術スタートアップを集中的に発掘・育成する拠点スペースで、モバイルソフトウェアコンサルティングが可能なモバイルテストベッド(2階)や企業の入居スペース(3階、4階)、コンサルティングルーム(2階)などで構成されている。合わせて25の企業が入居できるほか、インパクト投資家のためのスペースも別途設けられている。 競争力のある「都市問題解決スタートアップ」を発掘し育成するために、入居企業の選定方法から差別化を図っている。これまでのような公開募集ではなく、インパクト投資家の適格性審査を通過した優れた企業の推薦を「常時」受け付け、じっくりと対面インタビューを行ったうえで最終的に選抜する。 選ばれた企業は、「ソウル創業ハブ・聖水」への入居権が与えられる。入居期間は最大2年間で、月5,958ウォン/㎡(税込)の利用料だけでオフィススペースを利用できる。 入居後は、海外進出や初期投資、シリーズA、B段階の投資誘致に至るまで、成長ステージに応じて民間協力パートナーとのマッチングを行い、成長ステージと投資規模に応じた育成支援が受けられる。 また、ソウル市は、聖水地域で活動するインパクト投資家などの関連機関と協約締結を結び「ソーシャルベンチャーハブセンター」(城東区)、「ソーシャルキャンパス・溫(オン)」(雇用労働部)など公共機関とのネットワーキングを構築し、聖水ソーシャルベンチャーバレーの活性化を図る計画。 ソウル創業ハブ・聖水の協力パートナー会社「ソプンベンチャーズ」のハン・サンヨブ代表は、「コロナ禍がもたらしたニューノーマル時代を迎え、既存の社会問題が浮き彫りになり、人々のライフスタイルにも大きな変化が訪れるだろう」とし、「都市問題の解決に取り組むスタートアップを集中支援することで、ソウル市が直面している問題を持続可能な方法で解決できると考える」と話す。 ※ ソプンベンチャーズは、社会問題の解決に取り組むスタートアップに投資と育成プログラムを提供するインパクト投資家でありアクセラレーター。 ソウル市のシン・ジョンウ経済雇用企画官は「ソウル創業ハブ・聖水が、都市問題を解決し社会的価値を創出するとともに、企業の成長をけん引するソーシャルスタートアップの中心となり、民間パートナーの協力と成長ステージに応じた支援を通じて聖水一帯のソーシャルバレーがもう一段階成長できるように支援してきたい」と話す。