ソウル市が2006年から実施しているバス満足度調査で、2017年における市内バスの満足度が歴代最高の81.02点を記録した。「2017年度ソウルバス満足度調査」の結果によると、市内バスは81.02点、マウルバスは79.69点、空港バスは85.33点であった。
ソウル市は2006年から毎年上・下半期にかけて満15歳以上の市民を対象にバス満足度調査を実施している。2017年にも市内バス利用者の約13,200人、マウルバス利用者の約8,000人、空港バス利用者の約650人など計21,800人余りを対象に調査を実施した。
バス満足度調査は、▴快適性 ▴利便性 ▴安全性 ▴信頼性の4つの分野に分けて行われた。空港バスは▴運営及びサービス分野を追加して調査した。
総合満足度は空港バスが最も高い85.33点を記録した。次いで市内バスが81.02点、マウルバスが79.69点の順であった。分野別の満足度では市内バス、マウルバス、空港バスのどれも快適性が最も高く、バスの内・外部の快適性に満足しているという結果が得られた。
◦ 市内バス及びマウルバスは、快適性 > 利便性 > 信頼性 > 安全性
◦ 空港バスは、快適性 > 信頼性 > 安全性 > 利便性 > 運営・サービスの順であった。
その他、意見・要望事項では「雨天時の床の滑り防止」「配車間隔の維持」「車両内部の案内情報の改善」、空港バスの場合は「高い料金の改善」などがあり、これについては運輸会社と積極的に協力して改善する方案を模索する計画だ。