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プレスリリース

  • ソウル市、小型レンタル自転車を松坡・江東・恩平に先行導入

  • プレスリリース SMG 636
    • 従来に比べ軽量化した500台を自転車の走行に適したインフラ整備が進む松坡・江東・恩平に導入
    • 需要や利用パターンを把握し、満足度調査を行うなど市民の意見を吸い上げエリア拡大も検討
    • Zero Pay割引は来年末まで1年延長、年末にはレンタル自転車導入5年間の歴史を振り返る展示も実施

    高校生のアイディアから生まれた小型レンタル自転車、「新芽(セサク)タルンイ」が、今日(11月30日)からソウル市内を走行する。サイズは20インチと、青少年や小柄な成人も利用しやすいよう、従来のタルンイより小型・軽量化している。 ソウル市はレンタル自転車「新芽タルンイ」500台を、比較的、自転車の走行に適したインフラ整備が進む松坡(ソンパ)区・江東(カンドン)区・恩(ウン)平(ピョン)区で運営を開始し、来年1月までに計2,000台を順次、追加投入する。利用者の需要や満足度など、市民の意見を様々な形で汲み取り、小型レンタル自転車の台数やエリアの拡大を検討する計画だ。 レンタル自転車「タルンイ」アプリに新設された「新芽タルンイ」メニューをクリックすると、利用可能台数やポートの位置などをリアルタイムで確認できる。また、利用方法はこれまでと同じ。 「新芽タルンイ」は、従来のタルンイよりタイヤのサイズを4インチ(24→20インチ)小さく、重さは2㎏(約18→約16㎏)軽減している。タイヤとカゴのパネルには「新芽」のイメージにぴったりのライトグリーンを採用。夜間でも見やすいよう工夫している。 昨年12月、「2019、児童と共に行う政策討論会」に参加した高校生が、「今のタルンイは大人が利用するのに適したサイズに画一化されているため、子どもも乗れるタルンイを作って欲しい」と提案したことを受け、ソウル市が政策を推進した。市は、各界の専門家に諮問し、「新芽タルンイ」の政策の方向性をはじめデザインや構造を決定した。これに先立ち、今年7月から8月にかけて市民投票アプリ「mVoting」を通じてアンケート調査を行い、新たな小型レンタル自転車を「新芽タルンイ」と命名した。 「新芽タルンイ」の導入を提案した高校生のイ・グンサン君は、「これからは兄弟で一緒にタルンイに乗れるのでうれしい。自分が提案したアイディアが実際に形になって胸がいっぱいだ。多くの市民の方に利用して欲しい」と述べた。  「新芽タルンイ」の導入に伴い、今日(11月30日)からタルンイの利用可能年齢もこれまでの満15歳以上から満13歳以上に拡大される。新芽タルンイの利用者には、一般タルンイと同様に障害や後遺障害、治療費、賠償責任などの保険が適用される。  「新芽タルンイ」が導入され利用年齢も拡大されたことで、これまで年齢によって利用を制限されていた青少年も、学校や塾に行く際に利用できるようになり、環境に優しい交通手段の需要の拡大が見込まれる。また、年齢にかかわらず自分の体格や体型に合わせてタルンイを選ぶことができ、利用者の選択の幅も広がる。  ソウル市は、今年年末に終了予定だった「Zero Pay」割引を来年末まで1年延長する案や、適切な減免率の検討を進めている。現在、タルンイの利用チケットをZero Payで決済すれば、一日利用チケットは50%、定期チケットは30%の割引が適用される。  ソウル市は導入から5年間で20倍近く成長し、ソウル市民の日常に欠かせない存在となった公共レンタル自転車「タルンイ」の歴史と、市民のアイディアから生まれた「新芽タルンイ」を一目で見られる展示会を12月末、ソウル市庁一帯で開催する。  ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は「新芽タルンイは市民のアイディアから生まれ、市民の意見を取り入れながら進めた政策という点でより意味が大きい。今回の試験的な導入を通じて様々な年齢層の市民が安全にタルンイを利用できる環境を整備していきたい」としながら「新型コロナウイルスが再拡大する中、感染対策とエチケットを遵守し、健康かつ安全な自転車の利用をお願いしたい」と語った。

    【添付】新芽タルンイの写真


    <新芽タルンイの実物>


    <従来のタルンイとの比較写真>

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