メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

プレスリリース

  • ソウル市、官民協力で「野良猫TNR事業」の対象を1万匹に拡大

  • プレスリリース SMG 3,319

    – 市の予算7億5千万ウォンを投入…従来の自治区別事業目標値を拡大、市民参加型事業も新設
    – 市が費用の50%を支援、動物保護団体など民間団体が群集別70%を目標にTNR事業集中展開
    – 3月6日ソチョ区で「野良猫TNRデー」スタート、キャットマム·獣医も参加し年4回実施


     

    □ ソウル市が今年市の予算7億5千万ウォンを投じ、野良猫1万匹以上を目標に「野良猫避妊·去勢手術(TNR)事業」を推進する。まず、自治区別に行われてきた従来の事業は、8千匹を目標に進められる予定で、キャットマム(キャットママ:猫の世話をする人)など一般市民や動物保護団体、獣医が共に参加する「市民参加型事業」を新しく導入するのがその特徴の一つ。
    ○ TNR事業は、野良猫を捕獲(Trap)して避妊·去勢手術(Neuter)をし、元の場所に戻す(Return)という意味で、野良猫の個体数を調節するために行われる事業だ。
    ○ 同市は、2008年から自治区別の事業を通じて毎年5千~7千匹を対象にTNR事業を展開してきたが、苦情があった地域を中心に行われたため事業の効率性が低く、野良猫による不満が相次いでいる。

    □ 新規市民参加型事業には、①ソウル市が事業費の50%を支援し、民間団体がTNR事業を進める「官民協力によるTNR事業」、 ②獣医とキャットマムがプロボノやボランティア活動として参加する「TNRデー(TNR Day)」(年4回)がある。

    □ まず、「官民協力によるTNR事業」は、動物保護団体や獣医師会などの民間団体(法人)が猫の群集を選び、群集内の70%を目標に集中的にTNR事業を実施するもの。選定された団体は、まず募金で費用を募り、市がその金額に1:1のマッチングで支援を行う。(1団体あたり最大7千5百万ウォン)

    □ 参加を希望する団体は、25日(木)からソウル市報、ソウル市ホームページ、市補助金システム(http://ssd.wooribank.com/seoul)で公告内容を確認できる。申請の受付は3月17日(木)から18日(金)まで、市補助金システムを通じて行われる。

    □ もう一方の「TNRデー」は、3月6日(日)ソチョ(瑞草)区を皮切りに、各地域を巡回しながら4回(3月、4月、9月、10月)にわたり、計200匹(1回あたり50匹前後)を目標に避妊·去勢手術を行う。

    □ 野良猫に懐かれ、生息情報に詳しいキャットマムが専用捕獲器を利用して野良猫を捕獲し(手術2日前から)、獣医が当日手術を執刀する形で進められる。

    □ 3月6日(日)にソチョ区チャムォン(蚕院)福祉文化センターで行われる第1回TNRデーには、韓国猫獣医師会(会長:テヌン動物病院キム・ジェヨン院長)と「ソチョ地域キャットマムの会」から30~40人がボランティアで参加し、ソチョ区は場所の提供、ソウル市は薬品の支援を行う。

    □ ソウル市内の野良猫はおよそ20万匹と推定され、そのうち手術を受けた割合は11%程度。都会に住む野良猫は、一定の地域で群集を形成し生活するが、群集別に70%以上に手術を施し、毎年さらに約15%が手術すれば、外部からの流入や群集内の繁殖を防ぎ、群集の個体数が減少する。

    □ ソウル市は、2008年から各自治区別に委託事業者を選定し推進してきた従来のTNR事業を継続する。同事業は、ソウル市野良猫TNR事業標準指針に基づき実施され、実施内容は動物保護管理システム(www.animal.go.kr)で確認できる。

    □ そのほかにも、ソウル市は昨年11月から運営している野良猫給食所4か所につき、今年も引き続き運営することを明らかにし、事業成果に応じて自治区の公共施設や住居地域への拡大も模索し、TNR事業市民奉仕隊、キャットマム協議会など市民の参加を通じた官民ガバナンスも持続的に推進する。

    □ ソウル市市民健康局のキム・チャンボ局長は、「人と動物が調和して共存できる都市生態系をつくるためにも、野良猫問題は必ず解決すべき課題であり、避妊·去勢手術は野良猫の個体数の調節に有効な事業」とし、「野良猫に懐かれ、生息情報にも詳しいキャットマムや獣医、民間団体の参加のもと、今年はより積極的にTNR事業を推進していきたい」と話した。

    ※官民協力による野良猫群集別集中TNR事業
    – 推進期間:2016年3月~12月
    – 目標匹数:2千匹
    – 参加資格:動物保護法施行令第5条又は獣医師法第25条に基づき、ソウル市又は農食品部により設立が許可(登録)された法人又は団体のうち、主所在地がソウルの団体
    – 予算総額:1億5千万ウォン(団体別支援額は7千5百万ウォン以内、2団体以上)
    避妊·去勢手術を受けた野良猫
    避妊·去勢手術のために捕獲された野良猫
       
    ※野良猫公園給食所
    ○ 対象地域および参加団体:公園4か所、4つの市民団体
    □ ソウル森:(社団法人)動物自由連帯、給食所10か所、案内表示板5つ
    □ ワールドカップ公園:(社団法人)動物保護市民団体カラ、給食所3か所、案内表示板4つ
    □ ボラメ公園:韓国猫保護協会、給食所10か所、案内表示板5つ
    □ ヨンサン(龍山)家族公園:(社団法人)ナビヤサランヘ、給食所4か所、案内表示板3つ
    ※参加市民数:合計22人
    (ソウル森6人、ワールドカップ公園5人、ボラメ公園10人、ヨンサン家族公園1人)
    野良猫公園給食所
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限