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環境/エネルギーニュース

  • ソウル市、大気汚染物質「オゾン」監視体制を強化

  • ソウル市総合ニュース SMG 2,738

    ソウル市は、夏季における大気汚染の主な原因である「オゾン」の高濃度現象が現れる時期を迎えたことから、その対策として2018年4月15日から10月15日までオゾン予報を実施、同時期の警報制による監視を強化することにした。

    オゾンは大気中に存在する気体であるため、マスクを着用しても人体への流入を防ぐことができない。また、頻繁に吸い込むと慢性気管支炎・心臓疾患・肺気腫・喘息の悪化、肺活量の低下などを引き起こす人体に有害な物質で、高齢者や子ども、呼吸器疾患のある患者などは特に危険だ。

    そこでソウル市は、夏季に出現するオゾンの予報及び警報システムによってオゾンの監視を強化する一方、市民への迅速な状況伝達を実施する予定だ。

    オゾン予報とは、国立環境科学院が発表する資料をもとにソウル市全域のオゾン濃度を予測し、翌日の予報は午後5時と11時に、当日の予報は午前5時と11時に予報するというシステム。翌日の予報が「悪い」以上の場合、各機関でも事前に備えができるようソウル市・自治区・関連機関など121か所に予報の状況及び行動マニュアルをファクスで送り、ソウル市大気環境情報ホームページ(http://cleanair.seoul.go.kr)にもその内容を掲載する。2015年からは外国人学校にも発表状況を英語で送っており、ソウル市居住の外国人学生もオゾンに対処できるようにしている。

    オゾン注意報携帯電話メッセージサービスを希望する場合、ソウル市大気環境情報ホームページ(http://cleanair.seoul.go.kr)の「大気質情報メッセージサービス」を申し込めばオゾンの他にもPM2.5やPM10の注意報または警報発表時に無料で該当の発表状況を受信できる。

    ソウル市、大気汚染物質「オゾン」監視体制を強化

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