ソウル市は、多文化家族(国際結婚家庭)向けの支援事業サービスの中で、これまで不十分だと指摘されてきた多文化家族との「ご近所づきあい」に力を入れた事業を5月から本格的に始める。
ソウル市は、多文化家族の増加に伴い、各自治区に多文化家族支援センターを1ヶ所設置することを目標に同センターの増設を続けてきた。現在、瑞草区(ソチョグ)、中区(チュング)を除く23自治区に多文化家族支援センターが設置され、同センターを中心に様々なプログラムが運営されている。
ソウル市は多文化家族との「ご近所づきあい」事業を進めるために、これまで実施されてきた多文化家族支援事業を見直すと同時に、地域社会で多文化家族をサポートするセイフティネットを構築する予定である。
本事業は多文化家族支援センターが中心となり、ソウル市と教育庁(学校)、ボランティアセンターとの連携体制で行われる。韓国社会での生活に適応する際に、初期支援が必要な多文化家族を見つけて積極的にサポートするシステム作りに取り組み、多文化家族の生活の質の向上や安定的な定着を支援することにより、今後、多文化家族と共生できる世界都市、ソウルの実現に貢献するものと期待される。
ボランティアは各自治区のホームページで申し込める。同行プロジェクト: 同行プロジェクトホームページ(
www.donghaeng.seoul.kr)
多文化家族との交流申請: ソウル市ボランティアセンターホームページ (
http://volunteer.seoul.go.kr)