ソウル市が、ソウルにゆかりのある「親ソウル」外国人3万人を3つのグループに分け、グループの特性に合わせたCRM（Customer Relationship Management：顧客関係管理）を通じ、感性マーケティングを展開する。

    ソウル市は、3万人の外国人を▴グローバルリーダー▴グローバルエリート▴次世代リーダーの3つのグループに分け、体系的な管理を通じてソウルの都市競争力強化のための成長エンジンとマーケティングの窓口として活用する計画だ。

    ソウル市はまず、駐韓外交使節、外国都市の市長およびソウル市の発展コンサルティングを担当しているブレーングループの△国際経済諮問団（SIBAC）△外国人投資諮問会議（FIAC）委員をはじめ、△ソウル市の名誉市民などは、「グローバルリーダー」グループに分けて管理する。

    「グローバルエリート」は、実際の行政を担当している外国都市の公務員や金融関係者および海外メディア関係者がほとんどで、ソウルの世論の造成に重要な役割を果たしている。

    ソウルに留学中の外国人留学生と、ソウル市でインターン生活を行った外国人学生、外国人職業訓練生などは「次世代エリート」に分類され、国際的なイベントや文化イベントに招待して、親ソウル人材に成長できるよう助ける。

    またソウル市は今回、新たに整備したグローバル人的ネットワークを本格的に活用し、教育、医療、住宅、交通などの分野における「グローバル政策諮問団」を構成し、外国人の視点から見た発展方案を提示する。

    また、このインフラでグローバル市政研究フォーラムを運営し、ソウルの主要政策と成功事例を海外の優秀な人材の研究を通して客観的に評価を受け、学問的発展のきっかけにもつなげたい考えだ。

    最後にソウル市は、外国人の視点からソウル生活の不便さと発展方向を提示し、多文化家庭(国際結婚家庭)の韓国語教育、親の母国語教育など密着型指導者の活動にも参加させ、実質的な外国人支援政策をリードする計画だ。