- 10月1日(土)から外国語に対応…必要な場合には通話で通訳を提供し、緊急時に即時対応・警察が出動
ソウル市民の安全安心な帰宅をサポートする「ソウル市アンシミアプリ」が10月1日(土)から多言語(英語・中国語・日本語)に対応する。ハングルに慣れていない外国人住民や、ソウルを訪れる観光客など、外国人もより便利に利用できるようになり、帰宅がさらに安全になると期待している。
市は、外国人住民の数、また今年に入って外国人による犯罪の件数がいずれも増加傾向にあり、不安を感じる外国人向けの犯罪予防対策の一環として外国語サービスを開始すると発表した。
<多言語に対応するアンシミアプリの画面>
「アンシミ」アプリは、ソウル市と自治区(防犯カメラ管制センター)、警察がともに一人世帯、女性など、ソウル市民の安全安心な帰宅をサポートするサービスだ。ソウル全域に設置されている7万の防犯カメラとアンシミアプリを繋げ、防犯カメラ管制センターで移動ルートをリアルタイムでモニタリングし、危険な状況だと判断した場合、即時通報して警察が現場に出動する仕組みになっている。
ユーザーが利用したい言語を選択すると、アプリ上のメインメニューが当該の言語で表示される。アプリで安全帰宅を申し込むと、当該自治区の防犯カメラ管制センターが周りの映像をモニタリングする。必要な場合には通訳が提供されるため3者間通話を行い、迅速に対応する。
市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「市民の帰宅を安全に守ってくれるアンシミアプリが多言語に対応し、韓国語に慣れていないソウルで暮らす外国の方の安全な日常をサポートする」とし、「深夜の帰り道、ストーキング、遭難など、あらゆる不安な状況で活用できるサービスであるだけに、多くの市民がアンシミアプリをダウンロードして必要な時に使ってほしい」と述べた。