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プレスリリース

  • ソウル市、地域の特色活かした魅力的な都市景観づくりへ  5つの対象地を選定

  • プレスリリース SMG 757
    • 歴史的・文化的価値や地域活性化要素がある地域に公共の直接支援を行う「都市景観事業」
    • 美術館が密集するジャハムンロ(紫霞門路)のまちをギャラリーに、プッチャンドン(北倉洞)グルメ通り・伝統市場を整備し利用客拡大へ
    • 計59億ウォンの市費・区費を投入。設計は来年まで、景観改善工事は2023年までに完了。

    ソウル市が、歴史的・文化的価値や地域活性化要素があるにもかかわらず、疎外され老朽化している主要地域の特性を活かし、魅力的な都市景観を生み出す「都市景観事業」を推し進める。今年の対象地として5か所が選定された。地域別に最大で15億ウォン、計59億ウォン(市費35億ウォン、区費24億ウォン)を投じる。 「都市景観事業」は、景観の改善が必要な主要地域に対して公共の直接支援を行うことで、より快適で魅力的なソウル景観を造成する事業。街路環境の整備・改善、緑化、夜間景観の整備、歴史的・文化的景観の形成など景観改善に関する様々な事業を、事業地ごとの特性に合わせて総合的に推進する。 ソウル市は対象地の選定にあたり、地域の景観特性を体系的に分析し、地域の強みを最大化できる場所を選定することに主眼を置いた。 今年の対象地には、①衿川区(クムチョング)始興行宮(シフンヘングン)の歴史文化保存、②中区(チュング)の北倉洞(プッチャンドン)グルメ通り、③鍾路区(チョンノグ)の紫霞門路(ジャハムンロ)一帯、④道峰区(トボング)の倉洞(チャンドン)横丁市場周辺、⑤江東区(カンドング)秦皇島路(ジンファンドロ)の5か所が選定された。

    <5つの景観事業>

    ① 衿川区始興行宮の歴史文化保存:地域の歴史・文化資源である「始興行宮」と「保護樹」の景観を保全し、歩行・街路環境と夜間景観を改善することで、歴史と自然が調和した地域環境づくりを進める。 ② 中区北倉洞グルメ通り:1970年代から形成されてきたソウルを代表するグルメ通りであり外国人観光客必見スポットでもある、グルメ通りならではの個性を活かすことに重点を置く。デザイン的な要素を適用して建物の立面とまとまりのない看板を整備し、劣悪な歩行環境を改善することで、停滞気味のまちに活力を注ぐ。 ③ 鍾路区の紫霞門路一帯:大林(テリム)美術館などが位置する一帯を、まちそのものがギャラリーとなる文化芸術通りに変身させ、日常がもう一つの展示空間に生まれ変わるということを示す計画だ。近隣の美術館のキュレーターやインスタレーションアーティストなどが参加する。 ④ 道峰区の倉洞横丁市場周辺:倉洞横丁市場、シンチャン市場などがある人通りの多い地域で、安全な歩行空間を造成し、市場を訪れる利用客の便宜を図る。伝統市場施設の現代化事業などと連携させ、雑多な市場周辺のイメージを新しく変える。 ⑤ 江東区秦皇島路:秦皇島路で唯一緑のない灰色の街路空間に「街路森道」をつくり癒しの街路として生まれ変わらせるほか、憩いの場なども造成する。 一方、ソウル市は2009年からの「都市景観事業」を通じて、これまで道峰区倉洞駅舎の下部空間、良才(ヤンジェ)R&D特区に隣接する瑞草区(ソチョグ)東山路(トンサンロ)など、計61の地域(完了44、進行中17)をより快適で魅力的な場所へと変身させた。 ソウル市のチェ・ジンソク都市計画局長は「都市景観事業は地域の特性を活かせるにもかかわらず、これまで疎外され老朽化している地域を見いだし公共の直接支援を行うことで、その地域の魅力を際立たせ、快適な景観を創り出す事業だ」としながら、「この10年間、市民から好評を得ているので、今年もさらに5つの地域を対象に事業を推し進める。ソウルの至る所にまちを代表する景観が生まれるよう、今後も継続して景観事業を進めていきたい」と述べた。
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限