ソウル市は、第20代国際関係大使に元駐ジュネーブ大使のペク・ジア(白芝娥)氏を7月23日付けで任命した。
ペク・ジア(白芝娥)新任大使は、今後ソウル市の国際関係大使として勤務しながら、外交分野に対する幅広い見識と経験および専門知識を基に、海外都市との交流、国際会議の開催および国際機関の誘致など、ソウル市の国際交流全般に対して諮問役を務める予定だ。また、スマートシティ・交通・気候変動への対応などソウル市の優れた政策を世界に発信し、ソウル市の国際的地位を高めることに貢献する予定だ。
ペク・ジア(白芝娥)新任大使は、36年間様々な経験を積み、外交・安保分野において広く精通している国際関係専門家と評されている。ソウル大学校外交学科を卒業し、1985年に外交部に入部後、▴国際機関局長、▴駐国連次席大使、▴国際安保大使、▴企画調整室長、▴国立外交院外交安保研究所長、▴駐ジュネーブ大使などを歴任した。
駐ジュネーブ大使時代には、国連人権理事会、世界貿易機関(WTO)、世界保健機関(WHO)などジュネーブ現地に所在する多数の国際機関で韓国を代表して活躍する一方、国際労働機関(ILO)政府グループ代表などを歴任し、国益増進と国際協力活性化のために尽力してきた。
ペク・ジア(白芝娥)大使は、「ソウル市の国際交流・協力をより拡大するため、国際関係大使としての役割を全うしたい」と所感を述べた。