新型コロナ以降にも収まることのない気候危機に積極的に対応し、持続可能な発展をしていくにあたって都市の役割が強調される中、ソウル市は、世界の各都市と気候危機に積極的に対応するための実践的な努力について共有する場を設ける。
ソウル市は、低炭素発展を通じた気候変動対応について国際的な協力をリードすべく、10月26日~27日の2日間にわたりオンラインにて気候変動対応のための世界都市市長フォーラムを開催する。トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)に設けられたビデオ会議スタジオを通じて、ソウル市のYouTubeでライブ配信される今回のイベントは、リアルタイムチャンネルによる同時通訳が提供されるため、興味のある市民は誰でも視聴が可能である。ソウル市公式YouTube「ライブソウル」を検索すると視聴できる。
今回のフォーラムには、世界中の都市にカーボンニュートラル(炭素中立)への移行及び低炭素発展の活性化を促すべく、気候変動対応行動をリードする計14か国からの15都市が参加して、各都市の温室ガス減少の優秀事例を共有する。このほかにもイクレイ(ICLEI)、グローバル機構エネルギー市長協約(GCoM)など持続可能な発展及び都市の気候変動対応行動を強化するための国際協議体と、緑の気候基金(GCF)、欧州投資銀行(EIB)など気候金融機関など約10ほどの韓国・海外の機関が共に参加し、都市による気候変化対応への努力を効果的に支援する方法に対して意見交換を行う。
2016年の初開催以降、今年2021年で第4回目を迎える「2021気候変動対応世界都市市長フォーラム」は、「カーボンニュートラルを通じた気候危機の克服」をテーマに2日間にわたって開催され、初日である26日には開会及び総会が行われる予定だ。
プログラムの詳細及び講演者の情報については、気候変動対応世界都市市長フォーラムのホームページ(
smfcc.kr)から確認できる。