ソウル市は2016年5月28日午前9時前、世界160カ国5,000人以上が参加する「平和のための3キロウォーク」イベントを開催します。参加者たちは自国の伝統衣装を着て平和を祈願し、ソウル広場からクァンファンムン(光化門)広場までの往復3キロを歩きます。
「平和のための3キロウォーク」は5月28日から6月1日まで開催される国際ロータリーの世界大会の初公式行事であり、平和を祈願する世界の人々の念願を込めて進行されます。
同日のイベントには小児まひの予防接種のため、スリランカ戦争を止めたエピソードで有名な国際ロータリー会長K.Rラビンドラン(K.R.Ravindran)会長夫妻をはじめ、国際ロータリー前・現職役員、パク・ウォンスンソウル市長、米国、ドイツ・アイルランド大使をはじめ、各国の大使など全世界のオピニオンリーダーたちが出席する予定です。
ウォーキングイベントの以外にクァンファムン(光化門)広場ではロータリーのボランティア活動の歴史を見ることができる「ロータリー写真展示会」、ソウル広場では「カンガンスルレ」を踊りながら、世界平和と和合を夢見る大規模なフラッシュモブが繰り広げられます。
国際ロータリーは全世界200カ国123万人の会員を保有した世界初の民間ボランティア団体です。小児まひの撲滅、識字、医療活動、次世代リーダー養成などの事業を展開しています。
特に毎年国と都市を巡回して開催されるロータリーの世界大会には160ヵ国万人(外国人2万5,000人)の参加者が出席し、公式指定のホテルだけでも56件(5,288客室)、貸し切りバス1,500台を利用するなど、2,925億ウォンの経済的波及効果が発生するものと予想されます。
したがって、ソウル市は先月から国際ロータリー世界大会支援団を構成して安全、交通、観光などの様々な支援を準備してきました。
キム・ウィスンソウル市観光体育局長は「全世界のオピニオンリーダーたちが集まる史上最大規模の国際会議の開催を成功させるために、全方位的支援を進めている」といい、「本大会がソウルのイメージアップと地域経済活性化に大きく役立つだろう」といいました。