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プレスリリース

  • ソウル市、国内初の災害事故「現場指揮官」養成、64人排出

  • プレスリリース SMG 488
    • 国内初、現場指揮官資格認証制で認定された64人(初級43人、中級21人)を輩出
    • 初級、中級、高級いずれも4段階の過程に合格した場合に「現場指揮官」の資格を付与
    • 災害現場統合指揮官である消防署長まで、全幹部を対象に拡大する予定

     ソウル市消防災害本部は「国内で初めてとなる消防活動『現場指揮官資格認証制』を通じて資格認証者64人を輩出した」と発表した。  市の消防災害本部は昨年11月から災害現場の専門指揮官養成に向け「現場指揮官資格認証制」(以下、認証制)モデルを開発し、国内で初めて運営している。  「認証制」は初級(消防尉)、中級(消防警)、高級(消防領)で構成され、指揮官個人の能力を検証・評価し、与えられた任務の遂行などの過程に合格して初めて「現場指揮官」の資格が与えられる。  これに伴い、ソウル市消防災害本部は現場指揮官資格認証制の評価を全4段階に分けて行う。  認証に向けた第一段階ではまず、現場指揮標準作戦プロセスと火災性状などに関するサイバー教育の修了、第二段階は専門知識と経験を考慮した職務教育の履修、第三段階では実技評価、第四段階では災害・心理・社会の外部専門家との質疑応答を経て、総合的な状況判断力を評価する。  実技はICTC(ソウル特別市災害現場指揮力強化センター)で行い、災害類型別、状況別、段階別に仮想現実を用いて与えられた任務の遂行過程を評価する。  今回、初めて現場指揮官資格認証制に合格したのは初級43人、中級21人の計64人。 ソウル市消防災害本部関係者は「今回、排出された認証指揮官64人を始まりに、リーダーシップや責任感を備えた精鋭現場指揮官を持続的に養成し、抜かりのない指揮体系を構築したい」と述べた。  また、「高級過程の評価モデルを開発し、現場指揮官資格認証制を拡大し、今後、現場指揮官の能力に関する体系的な管理を通じて資格認証制を定着させていきたい」としている。  ソウル市のチャン・マンソク消防災害本部現場対応団長は「火災などの災害現場に専門能力を備えた指揮官を配置し、適時性ある現場の指揮を行い市民の命の保護に最善を尽くしたい」と語った。