- 医療機関、外国人患者の誘致機関、観光分野のサービス機関が対象。8月12日まで募集。
- ウェルネス分野の新設、協力機関規模の拡大(約200機関)で、ソウル医療観光の領域を拡大。
- 公式証書の提供に加え国内外へのマーケティング機会、体験費用など各種の支援で医療観光の再跳躍へ
ソウル市とソウル観光財団が「持続可能な医療観光都市ソウル」を一緒につくっていく協力機関を新たに募集する。募集分野は医療機関、外国人患者の誘致機関、観光分野のサービス機関で、募集期間は8月12日(木)までだ。
今回の募集する協力機関には新たにウェルネス機関を追加したほか、協力機関の規模も200あまり(現在は166)に拡大し、医療観光領域の拡大だけでなく、医療観光トレンドの変化にも素早く対応していく。
選定された協力機関に対しては、△ソウル特別市の医療観光協力機関であることを証明する公式証書(指定日から3年間有効)が提供されるとともに、△公式ホームページやヘルプデスクなどを通じたオン・オフラインでのPR、△外国人患者の誘致に必要な国内外へのマーケティング、△協力機関同士のネットワーキング、△通訳コーディネーター・送迎サービス・ウェルネス体験費用などを支援する。
申込資格は分野ごとに異なる。ソウル市に所在する医療機関および外国人患者誘致機関の場合、2019年1月1日以降、医療法違反による登録取消や是正命令を受けた事実のない機関でなければならない。観光分野のサービス機関は、ソウル市所在のウェルネス・宿泊・ショッピング・交通・観光地などの関連施設であれば申し込むことができる。
医療観光協力機関は第1次の定量評価、第2次の定性評価、第3次の現場評価の点数を合算し選定する。審査は、機関の海外医療観光客の受け入れ環境、国内外のネットワークの構築現況、医療観光客の誘致計画および医療観光協力機関との協業計画などの項目を総合して評価する。
募集期間は8月12日(木)午後6時までで、参加申し込みフォームなどの関連書類はソウル市ホームページ(
http://www.seoul.go.kr)又はソウル観光財団ホームページ(
http://www.sto.or.kr/)でダウンロードすることができ、申し込みはEメール(
seoul@radkorea.com)で受け付けている。詳細についてのお問い合わせは運営事務局(☎070-5220-0325)まで。
ソウル市のチェ・ギョンジュ観光体育局長は「新型コロナにより落ち込んだ医療観光需要の回復のために、安全かつ信頼できるソウル医療観光環境をつくり、ソウルのビューティー・ウェルネスを含めた医療観光分野を積極的に支援していきたい」としながら、「ソウルの素晴らしい医療技術についての積極的なPRや官民協力により、ポストコロナ時代に向けソウルの医療観光に再び弾みがつくよう、最善を尽くしていきたい」と意気込みを見せた。