ソウル市の消防災難本部は、今年で7回目を迎えるソウル市モムチャン(最高の肉体美)消防士コンテストを、5月10日(木)14時からソウルオリニ大公園(広津区)の野外ステージで開催すると明らかにした。
モムチャン消防士コンテストは、市民にとってより身近で頼もしい消防士のイメージを伝えるために毎年開催されている。前年度は22名の消防公務員が参加し今年は34人がエントリーした。昨年までは消防署別に1名ずつの出場だったが、今年は10か所の消防署から2名がエントリーした。7回目の開催を迎えるまでにモムチャン消防士に対する関心が高まるにつれ内部でも多くの反響を呼んだ。
極限の状況下で市民の命を守るためには強靭な体力が欠かせない。強く頼もしいイメージに相応しい消防士の鍛え抜かれた肉体美を競う今回の大会には過去最多となる消防士が出場し、かつてない規模で開催される。
なかでも注目すべき出場者は、定年を1年後に控えた満59歳の消防公務員(城北消防署のホン・サンイ消防尉)。最年長出場者として若い後輩たちとステージに上がり鍛え上げた肉体美を競い合う。
消防災難本部の関係者は、「1年後に定年を控えコンテストに出場すること自体が出場に向け準備している後輩たちの鑑になる」、「年齢に関係なく、消防公務員だれもが体を鍛えれば大会に参加できるという認識を広め、今後モムチャン消防士コンテストの裾野を広げたい」と話す。
今回の大会では、大賞1名、最優秀賞1名、優秀賞1名、特別賞1名、人気賞1名の計5名のモムチャン消防士を選出する。受賞者は2019年のモムチャン消防士カレンダーのモデルになる。
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モムチャン消防士カレンダーの販売収益は、やけど患者の治療のために全額寄付される。一方、モムチャン消防士コンテストのステージ周辺では、観覧する市民のための安全体験プログラムとふれあい広場も運営される予定。
ソウル消防災難本部のチョン・ムンホ本部長は「消防公務員の強靭な体力は市民の安全を守るための必須条件」とし、「大会を通じて制作されるモムチャン消防士のカレンダー販売収益がやけどに苦しむ患者の治療費として充てられる意義深い大会でもある」と話し、「コンテストを通じて強くたくましい消防士のイメージが市民に広く伝われば」と語っている。