ソウル施設公団(理事長:イ・ジユン)は自転車利用者たちのヘルメット着用が義務化される9月を控え、出退勤時間帯の利用率が高い汝矣島でソウル市公共自転車「タルンイ」のヘルメットを無料で貸出するモデル事業を行う。
今年の3月に改定された「道路交通法」により、9月28日から自転車の利用者はヘルメットを義務的に着用しなければならない。
これに関して、ソウル市は去る4月に会議を実施し、ヘルメット配備の長所と短所について様々な意見を吸い上げた後、モデル運営を推進することに決定した。
モデル事業の期間は20日(金)から1ヶ月間である。汝矣島地域にある30か所のタルンイ貸出所で500個のタルンイヘルメットを示範的に貸してくれる。400個は自転車の前カゴに、100個は貸出所に設置された6つの保管箱に配備される。
6つのヘルメット保管箱は利用率の高い5か所の貸出所(国会議員会館、国民日報前、KBS前、IFCモール、汝矣ナル(ヨイナル)駅の1番出口(2つ)に設置される。
今回導入されるヘルメットは約250gの重さで、ソウル市の公共自転車「タルンイ」を象徴する緑、白、灰色を適用したデザインで製作された。ヘルメットの後面には反射シートが付着され、夜間にも安全に使用できる。
公団は衛生状態を清潔に保つために脱臭剤、消毒剤を利用して週3回以上ヘルメットの消毒を行う予定である。ひどい悪臭など、衛生上の問題が生じる場合はヘルメットを回収し、浄化装置を適用した消毒器を利用して殺菌及び脱臭する計画である。
市民たちは自転車の前カゴや保管箱に配備されたヘルメットを別途の貸出手続き無しで使用できる。タルンイを利用した後、汝矣島以外の地域でヘルメットを返却する場合は自転車の前カゴに置いておけばいい。
ソウル施設公団のイ・ジユン理事長は「1ヶ月間のモデル運営期間に利用者たちのヘルメット利用率、紛失及び破損程度、満足度や安全性などに対して多角的に検討する計画である」、「これを通してソウル市全域におけるタルンイヘルメットの拡大導入に対して慎重に検討する予定である」と述べた。
タルンイヘルメットを着用している姿 | 自転車の前カゴに配備されたタルンイヘルメット | タルンイヘルメットの保管所 |
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