- 交通カードをかざさなくても自動決済…ソウル市、世界初の公共交通機関への実用化に成功
- 9月6日からウイシンソル(牛耳新設)線で初施行、両手が自由なスマート交通決済サービスが期待される
ソウル市が、世界で初めて公共交通機関への実用化に成功した「コンタクトレス公共交通決済(タグレス(Tagless))システム」を、本格的に公開する。9月6日(水)から、ウイシンソル(牛耳新設)線を対象にサービスが開始され、地下鉄の利便性はさらに高まる見通しだ。
交通カードをかざす必要がなく、改札口を通過するだけで決済されるコンタクトレス交通決済システムは、「タグレス(Tagless)決済」と呼ばれ、次世代の交通環境を代表する主なサービスとして、多くの期待が寄せられてきた。ソウル市は、2004年度から交通カードシステムの実用化に成功し、約20年ぶりに公共交通サービスに再び革新を吹き込む。
コンタクトレス決済システムは、9月6日からウイシンソル(牛耳新設)線の12駅にて初めて施行された。スマートフォンに「モバイルT-moneyアプリ」をインストールして、Bluetooth機能をオンにした状態で改札口を通過すると、自動的に料金が決済される。
ソウル市は、コンタクトレス決済システムを地下鉄や自律走行バスなどさまざまな交通手段に拡大して、公共交通機関における決済方法の革新に積極的に取り組んでいく予定だ。
タグレス決済システムのテスト運営の様子